保育士の過去問
平成25年(2013年)
子どもの保健 問101
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問題
保育士試験 平成25年(2013年) 子どもの保健 問101 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、保育室環境とその整備に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A 冷暖房を使用する場合は、床面近くの温度などを子どもの高さになって確認する。
B 暖房中は、定期的に窓を開けて空気を入れ替えるようにするが、かぜが流行しているときは、室内が寒くならないよう、換気をしない。
C 夏季の暑い日は、子どもの体に直接風が当たるように扇風機、クーラーなどを調節するとよい。
D 寝返りのできない乳児では、照明の真下に寝かせないようにする。
E 湿度が50%以下になったら、加湿器を使用する。
A 冷暖房を使用する場合は、床面近くの温度などを子どもの高さになって確認する。
B 暖房中は、定期的に窓を開けて空気を入れ替えるようにするが、かぜが流行しているときは、室内が寒くならないよう、換気をしない。
C 夏季の暑い日は、子どもの体に直接風が当たるように扇風機、クーラーなどを調節するとよい。
D 寝返りのできない乳児では、照明の真下に寝かせないようにする。
E 湿度が50%以下になったら、加湿器を使用する。
- A C
- A D
- B D
- B E
- D E
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この過去問の解説 (4件)
01
A ○
適切な記述です。大人と子どもでは活動する高さが違うことに、常に意識を向けておきましょう。
B ×
かぜが流行しているときも、室温に注意しながら換気を行い、環境の衛生を保つようにしなければなりません。
C ×
体温調節機能が未熟な子どもの体に、直接風を当ててはいけません。
D ○
適切な記述です。照明の真下にずっと置くことは乳児にとって負担になります。
E ×
湿度は50~60%が適切です。40%以下で加湿器を使用します。湿度40%以下の環境で、ウイルスは生存しやすくなります。
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02
以下、不正解選択肢についての補足
B:ウィルスが室内に篭らないように換気をするべきである.
C:子供の体に直接風が当たらないようにするべきである.
E:『保育所における感染症対策ガイドライン』の衛生管理の節に、保育室の湿度は約60%を保持するべきであると記載されている.よって、湿度が60%を下回ったときに加湿器を使用するべきである.
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03
保育室は子どもたちにとって過ごしやすい環境にしなければなりません。
子どもたち目線で考えましょう。
B:暖房をかけると、部屋がとても乾燥します。乾燥すると、風邪やインフルエンザが流行しやすくなります。
寒いことがきになるのであれば、日中の少しでも気温が高いうちに行ったり
一回の時間を短くしてこまめに換気を行うべきです。
C:子どもたちはとても代謝が良く汗をたくさんかきます。
戸外でめいいっぱい遊んだ後、室内に戻って冷たい風が直撃すると
風邪を引いてしまいますので、扇風機やクーラーの風は
体に当たらないよう上に向けたりスイングさせたりしてあげるのが良いです。
D:乳児では体内時計がまだ未完成なので、明るい時には起きる。暗くなったら寝る。という習慣をつけてあげるのが大切です。
E:湿度が高すぎるとカビが発生してしまったり、ダニの動きが活発になってしまいます。
また湿度が低すぎるとインフルエンザや風邪が流行しますので、
45〜60%台を保てるよう設定し、加湿器を有効活用してください。
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04
A 適切です。床に近い所にいる子ども(特に乳児)と床から離れた所に大人とでは感じる温度が違います。子どもの目線で室内の温度を調節することが大切です。
B インフルエンザ等のウイルスは室内の乾燥によっり活性化する恐れがあります。こまめに換気をし空気の入れ替えを行うことが感染症の予防につながります。
C 子どもの身体に直接エアコンの冷気や扇風機の風が当たると身体を冷やし健康に良くないです。直接風が子どもに当たらないよう調整します。
D 適切です。体内時計が未完成の子どもにとっては照明の明るさを調整するなどの配慮が必要です。照明の真下に寝かせ続けるのは目への負担にもなりますので避けた方が良いでしょう。
E 室内の湿度は50~60%が最適だと言われています。40%以下になればウイルスが活性化しやすくなるので加湿器を使用します。
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