保育士の過去問
平成25年(2013年)
子どもの食と栄養 問131

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問題

保育士試験 平成25年(2013年) 子どもの食と栄養 問131 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、妊娠期の栄養と食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 「日本人の食事摂取基準(2010年版)」では、鉄(推奨量:mg/日)の妊婦(付加量)初期は、+0となっている。
B 「妊産婦のための食生活指針」(「健やか親子21」推進検討会報告書)(平成18年:厚生労働省)では、「『主菜』を中心に、エネルギーをしっかりと」と示されている。
C 「妊産婦のための食生活指針」(「健やか親子21」推進検討会報告書)(平成18年:厚生労働省)では、ビタミンAの栄養機能食品を利用することも勧めている。
D 「妊産婦のための食生活指針」(「健やか親子21」推進検討会報告書)(平成18年:厚生労働省)における「妊娠期の至適体重増加チャート」では、妊娠全期間を通しての推奨体重増加量は、体格区分が「低体重(やせ)」の場合、9~12kgとなっている。
※ 「日本人の食事摂取基準」は、2020年版が最新です。「日本人の食事摂取基準」は5年毎に改定されています。
この設問は、2013年に出題された設問になります。
参考情報
  • A○  B×  C○  D×
  • A○  B×  C×  D○
  • A×  B○  C○  D○
  • A×  B×  C○  D×
  • A×  B×  C×  D○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。

A ×
鉄は妊娠期にとても大切な栄養で、初期で+2.5、中期・末期は+15.0となっています。

B ×
「主菜」ではなく、正しくは「主食」です。

C ×
ビタミンAの大量摂取は先天奇形を招く恐れがあることから、ビタミンAを含むサプリメント等の継続的な大量摂取は避けるようすすめられています。

D ○
適切な記述です。
「ふつう」の場合は7~12kgで、「肥満」の場合は個別対応となります。

参考になった数67

02

正解…5
A:妊婦は貧血になりやすいので、鉄分の食事摂取基準に付加量がある.
B:『妊産婦のための食生活指針』には、「『主食』を中心に、エネルギーをしっかりと」と示されている.
C:妊娠初期にビタミンAを過剰に摂取すると胎児に奇形を起こすリスクが高まるので、必要以上の摂取は推奨されない.

参考になった数27

03

正解は5です。

A 「日本人の食事摂取基準(2010年版)」では、鉄(推奨量:mg/日)の妊婦(付加量)初期は+2.5となっています。

B 「妊産婦のための食生活指針」(「健やか親子21」推進検討会報告書)(平成18年:厚生労働省)では、「『主食』を中心に、エネルギーをしっかりと」と示されています。

C 「妊産婦のための食生活指針」(「健やか親子21」推進検討会報告書)(平成18年:厚生労働省)では、ビタミンAの過剰接種は胎児の奇形へのリスクがあることから、大量接種を控えるよう記述されています。

D 適切です。

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