保育士の過去問
平成25年(2013年)
子どもの食と栄養 問132

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 平成25年(2013年) 子どもの食と栄養 問132 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、思春期の食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 成長期には骨形成が骨吸収を上回り、骨量は増加する。
B 「日本人の食事摂取基準(2010年版)」では、男性女性ともに、カルシウム(推奨量:mg/日)の食事摂取基準が最も多い年齢区分は、12~14歳である。
C 急速な発育に伴う血液量の増加や、女子では月経開始による鉄の喪失が加わり、鉄の必要量が増す。
D 「日本食品標準成分表2010」(文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告)によると、普通牛乳は、カルシウムとともに鉄を豊富に含むので、不規則な食生活やダイエットなどが原因でおこる鉄欠乏性貧血の予防のための食品として適している。
※ 「日本人の食事摂取基準」は、2020年版が最新です。「日本人の食事摂取基準」は5年毎に改定されています。
この設問は、2013年に出題された設問になります。
参考情報
  • A○  B○  C○  D○
  • A○  B○  C○  D×
  • A○  B×  C○  D×
  • A○  B×  C×  D○
  • A×  B○  C○  D×

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

A ○
適切な記述です。
骨形成とは、新しく骨をつくることです。骨吸収とは、古い骨をこわすことです。
成長期には骨形成がさかんになり、身長も伸びます。

B ○
適切な記述です。
ちなみに12~14歳でのカルシウム推奨量は男性1,000mg/日、女性800mg/日です。

C ○
適切な記述です。
血液を作るのに鉄が必要になります。

D ×
普通牛乳に鉄はあまり含まれていません。
鉄を豊富に含むのはレバー、貝類、海藻類、緑黄色野菜などです。

参考になった数81

02

正解…2
D:一般的な牛乳は鉄を豊富に含んでいない.

参考になった数20

03

正解は2です。

A 適切です。古くなった骨を壊すことを骨吸収と言い、新しい骨を作ることを骨形成と言います。成長期には骨形成が骨吸収を上回り、骨量は増加します。

B 適切です。「日本人の食事摂取基準(2010年版)」では、男性女性ともに、カルシウム(推奨量:mg/日)の食事摂取基準が最も多い年齢区分は、12~14歳となっています。

C 適切です。急速な発育に伴う血液量の増加や、女子では月経開始による鉄の喪失が加わり、鉄の必要量が増します。

D 牛乳には鉄分があまり含まれていないので、問題文の記述は不適切です。

参考になった数4