保育士の過去問
平成25年(2013年)
子どもの食と栄養 問140

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問題

保育士試験 平成25年(2013年) 子どもの食と栄養 問140 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、障害のある子どもの栄養と食事管理に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 重症心身障害児では、嘔吐、食道・胃逆流、胃・十二指腸の通過障害などにより、栄養摂取量不足に陥りやすい。
B 経管栄養法とは、管を通して流動性のある栄養食(栄養剤)を消化器官へ注入する方法である。
C 干しのり、ウエハースなどは、口腔内に付着しにくく、飲み込みやすい。
D 摂食が困難な場合には、調理の工夫として、食品には滑らかさがあり、のどごしがよく、むせないで摂取できるように適度の水分を含んでいることが必要である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

A ○
適切な記述です。重症心身障害児は知的障害と肢体不自由が重複している状態です。栄養摂取に際しても、細心の注意が必要になります。

B ○
適切な記述です。食事を口から摂取できない際に、胃に管を入れて栄養補給します。

C ×
のりもウエハースも乾燥していて、口の中にくっつきやすく、飲み込みにくい食品です。

D ○
適切な記述です。ある程度とろみがあるほうが、飲み込みやすくなるといえます。

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02

正解…2
C:干しのりやウエハースは口腔内に付着しやすい.

参考になった数10

03

正解は2です。

A 適切です。重症心身障害とは、知的障害と身体障害が重複した状態のことを言います。身体の発達や形成に未熟さや問題があるため、嘔吐、食道・胃逆流、胃・十二指腸の通過障害がおこりやすく栄養摂取量不足に陥りやすくなります。

B 適切です。経管栄養法とは、管を通して流動性のある栄養食(栄養剤)を消化器官へ注入する方法です。

C 干しのり、ウエハースなどは、口腔内に付着しやすく飲み込みにくいため、重症心身障害をもつ子どもには与えない方が良いです。

D 適切です。とろみを付けるなどの工夫をすることにより食事を飲み込みやすくなります。

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