保育士の過去問
平成24年(2012年)
社会福祉 問7

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問題

保育士試験 平成24年(2012年) 社会福祉 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、社会福祉の利用者負担に関する記述である。正しいものを一つ選びなさい。
  • 保育所利用児童の利用者負担は保護者の所得に応じた定率負担である。
  • 児童養護施設入所児童の利用者負担はサービス経費に応じた応益負担である。
  • 介護保険の利用者負担は高齢者の世帯収入に応じた応能負担である。
  • 「障害者自立支援法」の平成22年の法改正で、利用者負担が応益負担から応能負担に改められた。
  • 「生活保護法」による医療扶助での窓口負担は医療費の3割である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

1は正しくありません。保護者の所得に応じた負担は、定率負担ではなく「応能負担」になります。

2も正しくありません。児童養護施設入所児童の利用負担も、保護者の所得に応じて決められます。

3も正しくありません。介護保険の利用負担は、介護サービスの利用量によって変わってきます。

4は正しいです。※しかし障害者自立支援法は平成25年に「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」(障害者総合支援法)に改正、改称されています。

5は正しくありません。生活保護の医療扶助では、窓口負担が基本的にはありません。

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02

1、保育所の料金は保護者の合計の所得によって定められるため、応能負担です。

2、児童養護施設入所児童の利用負担は、保護者の合計の所得によって決められます。

3、介護保険は、利用する回数や量によって変わります。

5、生活保護の医療費は基本的にかかりません。

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03

正解は4です。

1 保育所利用児童の利用者負担は保護者の所得に応じた『応能負担』です。

2 児童養護施設入所児童の利用負担も保育所と同じく、保護者の所得により決まります。

3 介護保険の利用負担は介護サービスの利用回数、量によって決まります。

4 適切です。ちなみに障害者自立支援法は平成25年に障害者総合支援法へと改称されています。

5 生活保護の医療負担は基本的にかかりません。

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