保育士の過去問
平成24年(2012年)
社会福祉 問20

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問題

保育士試験 平成24年(2012年) 社会福祉 問20 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、わが国の少子高齢化の動向に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 65歳以上の高齢者が、総人口に占める割合のことを、「高齢化率」といい、この高齢化率が、7パーセントを超えると「高齢化社会」、14パーセントを超えると「高齢社会」と呼んでいる。
B 高齢者の単独世帯が増加しているが、高齢者の単独世帯で女性が圧倒的に多いのは、平均寿命の違いを反映していると考えられる。
C 平成16年版「少子化社会白書」において、合計特殊出生率が人口置き換え水準をはるかに下回り、かつ、子どもの数が高齢者人口(65歳以上の人口)よりも少なくなった社会を「少子社会」と呼んでいる。
D 近年の合計特殊出生率の上昇は、これまで低下傾向であった30歳代の出生率が横ばいとなり、20歳代の出生率が上昇していることによるものである。
  • A○  B○  C○  D×
  • A○  B○  C×  D×
  • A○  B×  C○  D○
  • A×  B○  C○  D×
  • A×  B×  C○  D○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

Aは○です。ちなみに2013年には高齢化率が25.1%に上昇しています。

Bは○です。2013年の日本人の男性の平均寿命は80.21歳、女性は86.61歳になっています。

Cは○です。日本では1997(平成9)年に、高齢者人口よりも子どもの数が少なくなり、少子社会になりました。

Dは×です。近年、晩産化がすすみ、30歳台の出生率が上昇しています。

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02

少子高齢化の話題は試験にも頻出であり、このレベルの内容は基本的な部分なのでしっかりと頭にいれておきましょう。

D合計特殊出生率は、一人の女性が一生に生むこどもの平均率です。日本では昨今、女性の結婚及び初産の時期が遅くなり、30代後半での出産が多くなっています。

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03

正解は1です。

A 適切です。

B 適切です。

C 適切です。

D 合計特殊出生率とは一人の女性が一生に生むこどもの平均率のことを言います。近年、女性の晩婚化が進み30歳代での出生率が増加しています。

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