保育士の過去問
平成24年(2012年)
児童福祉 問33
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問題
保育士試験 平成24年(2012年) 児童福祉 問33 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、児童福祉施設における援助に関する記述である。適切な記述を〇、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 乳児院における乳児の養育においては、子どももしくは保護者が感染症である場合、保護者であっても面会や外出が認められない場合がある。
B 児童養護施設への入所は、都道府県知事の措置として行われるので、児童養護施設の職員が、入所前に児童と面会や面接を行うことはできない。
C 児童自立支援施設の援助においては、非行の問題を有する子どもたちが、規律ある生活を送り、他者との協調性を身につけることが重要なので、子どもの生活単位は、より大きい方が望ましいと規定されている。
D 「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準(旧児童福祉施設最低基準)」(昭和23年厚生省令第63号)によれば、乳児院、児童養護施設、情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設には、家庭支援専門相談員を置かなければならない。
A 乳児院における乳児の養育においては、子どももしくは保護者が感染症である場合、保護者であっても面会や外出が認められない場合がある。
B 児童養護施設への入所は、都道府県知事の措置として行われるので、児童養護施設の職員が、入所前に児童と面会や面接を行うことはできない。
C 児童自立支援施設の援助においては、非行の問題を有する子どもたちが、規律ある生活を送り、他者との協調性を身につけることが重要なので、子どもの生活単位は、より大きい方が望ましいと規定されている。
D 「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準(旧児童福祉施設最低基準)」(昭和23年厚生省令第63号)によれば、乳児院、児童養護施設、情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設には、家庭支援専門相談員を置かなければならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
Aは○です。乳児は免疫力が弱いので、感染症の蔓延を防ぐためには、たとえ保護者との面会や外出であっても、認められない場合があります。(児童福祉施設設備運営基準第10条及び第23条第2項)
Bは×です。児童養護施設への入所にあたっては、必要に応じて事前に見学したり、協議を重ねた上で、都道府県知事が、児童相談所所長の判断に基づいて入所措置を決定します。
Cは×です。児童自立支援施設運営指針第1部2によると、よりきめ細かいケアをしていくために、家庭的養護(小規模で家庭的環境)が好ましいとされています。
Dは○です。家庭支援専門相談員は、ファミリーソーシャルワーカーとも呼ばれます。
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02
A 適切です。感染症の拡大を防止するために保護者との面会や外出を制限することがあります。
B 施設への入所は職員との面談や施設の見学などを重ねた上で、都道府県知事が入所措置を決定します。
C 子ども達の細やかなケアが行われるようにするために、小規模での生活単位が良いと考えられています。
D 適切です。「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準(旧児童福祉施設最低基準)」(昭和23年厚生省令第63号)において、乳児院、児童養護施設、情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設には、家庭支援専門相談員を置かなければならないとされています。
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03
B児童養護施設への入所は、面談や見学を重ねた上で、子どもの様子や
希望も考慮にいれて判断するべきです。
C児童自立支援施設の援助においては、非行の問題を有する子どもたちには
より細かい目の行きとどいたケアをすることが重要とされています。
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