保育士の過去問
平成24年(2012年)
小児保健 問68
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問題
保育士試験 平成24年(2012年) 小児保健 問68 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、手づかみ食べについての記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
- 手づかみ食べは、食べ物を目で確かめて、手指でつかんで、口まで運び口に入れるという目と手と口の協調運動である。
- 手づかみ食べは、手でつかむことによって、食べられるものかどうかを判断する能力の発達を促す。
- 手づかみ食べは、精神運動機能の発達と密接な関係を有している。
- 手づかみ食べのできる食事の工夫が必要であり、おにぎりにしたり、野菜の切り方を適切にするなどの工夫が必要である。
- 手づかみ食べは、自分で食べる機能の発達を促す観点からも重要である。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 ○
目で大きさを確かめ、手で硬さや温度を知り、食べこぼしたり、口に入れすぎたりしながら、徐々に自分に適した一口量を調整することを覚えていきます。
2 ×
硬さや温度を知ることによって、かじる強さやどのくらいの量を口に入れればよいかを知ることができますが、食べられるかどうかの判断は手づかみ食べではできません。
3 ○
自分のタイミングで食べる、一人で食べる、という経験により、自分から食べ物に手を伸ばすようになります。
4 ○
あえて一口では食べられない大きさに野菜を切ることによって、何回もかじりながら自分に合った一口の量を見極められるようになります。
5 ○
自分の手でつかみ、かじりとって食べることにより、「自分で食べられた」と自立を促す効果があります。
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02
手づかみ食べは、摂食機能の発達において重要な役割を担います。
手でつかむことによって食べ物の固さ・温度などを確かめたり、どのくらい力でつかめばよいか感覚をつかむことができるようになるもので、手でつかむことによって、食べられるものかどうかを判断する能力の発達を促すわけではありません。
自分でやりたい欲求を大切にして、食事は食べさせるものではなく子どもが自分で食べるものだと認識し、子どものペースを大切にし、食べこぼしをしても意欲的に食べる様子を見守ることで、精神運動機能の発達につながります。
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03
手づかみ食べは、手でつかむことによって、食べ物の硬さや温度を知り、かじる強さや掴む感覚を知ることができます。しかし、それが食べられるものかどうかを判断する能力の発達を促すかは関係ありません。
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