保育士の過去問
平成24年(2012年)
小児保健 問71
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
保育士試験 平成24年(2012年) 小児保健 問71 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、アレルギー疾患に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A アトピー性皮膚炎は、アトピー素因を背景とした痒みを特徴とする皮膚炎である。
B 乳幼児の食物アレルギーの原因食物は、鶏卵が最も多い。
C 乳幼児の食物アレルギーはアトピー性皮膚炎である。
D 気管支喘息は、急におこる息切れが特徴である。
E アトピー性皮膚炎の乳幼児には鶏卵を与えない。
A アトピー性皮膚炎は、アトピー素因を背景とした痒みを特徴とする皮膚炎である。
B 乳幼児の食物アレルギーの原因食物は、鶏卵が最も多い。
C 乳幼児の食物アレルギーはアトピー性皮膚炎である。
D 気管支喘息は、急におこる息切れが特徴である。
E アトピー性皮膚炎の乳幼児には鶏卵を与えない。
- A B
- A C
- B D
- C E
- D E
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
A ○
アトピー性皮膚炎は、赤い湿疹ができたり、乾燥により白く粉を吹いたようになり、激しいかゆみがあらわれます。
B ○
乳幼児から幼児期にかけての食物アレルギーは、鶏卵が一番多く、次いで牛乳が多いです。
C ×
乳幼児のアトピー性皮膚炎には食物アレルギーが多いのは事実ですが、全員がそうとは限りません。
D ×
気管支喘息は発作的に、呼吸困難や咳などの呼吸器症状をきたす病気です。
E ×
アトピー性皮膚炎の乳幼児全てが卵アレルギーとは限りません。
参考になった数5
この解説の修正を提案する
02
A・〇
アトピー性皮膚炎は、アトピー素因である気管支ぜんそく・アレルギー性鼻炎・結膜炎などを生じやすい体質をもつ人に生じます。
B・〇
食物アレルギーは生後2ヶ月くらいからかゆみや湿疹が見られ、2ヶ月以上続くと食物アレルギーの可能性があります。
鶏卵のほかに乳製品・小麦が多いです。
C・✕
乳幼児の食物アレルギーはアトピー性皮膚炎が多いですが、すべてではありません。
D・✕
気管支喘息は、呼吸困難や咳を繰り返す発作性の病気で、気道で慢性的な炎症が起こって過敏性が高まることが原因とされています。
E・✕
アトピー性皮膚炎の乳幼児すべてが鶏卵の食物アレルギーではないので、与えないのは間違いです。ただし食物アレルギーになりやすいので注意が必要です。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
03
A 適切です。
B 適切です。
C アトピー性皮膚炎の子どもが食物アレルギーを持っていることは多いですが、全員がそうとは限りません。
D 気管支炎は、呼吸困難や咳により、気管支に慢性的に炎症が起きている状態のことを言います。
E アトピー性皮膚炎の子どものすべてが鶏卵アレルギーになるとは限りません。しかし、皮膚が弱い子どもはアレルギーを起こしやすいため、初めて鶏卵を与える時や体調の悪い時などは注意が必要です。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問70)へ
平成24年(2012年)問題一覧
次の問題(問72)へ