保育士の過去問
平成24年(2012年)
小児保健 問73

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問題

保育士試験 平成24年(2012年) 小児保健 問73 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、平成22年厚生労働省「人口動態統計」による不慮の事故に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
  • 乳児の事故死では、転倒・転落が最も多い。
  • 1~4歳児の死因のうち先天奇形、変形及び染色体異常を除くと不慮の事故が最も多い。
  • 1~4歳児の事故死では、不慮の窒息が最も多い。
  • 乳児の事故死では、風呂場での溺水が、転倒・転落に次いで多い。
  • 1~4歳児の事故死では、熱及び高温物質との接触が第3位である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解…「2」
1~4歳児の死因のうち先天奇形、変形及び染色体異常が1位ですが、2位が不慮の事故、3位に悪性新生物、4位に肺炎と続きます。
不慮の事故は年々減っているものの、乳幼児は窒息・溺水など大人が特に気をつけなければなりません。

1と4・✕
乳児の事故死では、食物をのどに詰まらせたり、ベッドの中での『不慮の窒息』が圧倒的に多いです。次いで交通事故→溺死及び溺水→窒息となります。

3と5・✕
1~4歳児の事故死では、『交通事故』が最も多いです。次いで溺死・溺水→窒息の順となります。

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02

正解は2です。

1 乳児の死亡事故で一番多いのは「不慮の窒息」です。嚥下機能が大人と比べて未熟であること、おもちゃ等何でも口に入れてしまうためだと考えられます。

2 適切です。1~4歳児の死亡数は、先天奇形・変形及び染色体異常が10万人あたり162人と最も多いと言われています。次いで不慮の事故151人という結果が出ています。

3 1~4歳の死亡事故の原因として一番多いのが「交通事故」です。

4 乳児の事故死では、「不慮の窒息」が一番多く、次いで交通事故が多いと言われています。風呂場での溺水はその次です。

5 1~4歳児の事故死の原因では交通事故→溺死・溺水→窒息の順に多いと言われています。

参考になった数2

03

【正解】 2

1 ×
乳児の事故死では、不慮の窒息が最も多いです。

2 ○
1~4歳児の死亡数は、先天奇形・変形及び染色体異常が10万人あたり162人、次いで不慮の事故151人

、悪性新生物86人と続きます。

3 ×
1~4歳児の事故死では、交通事故が最も多いです。

4 ×
乳児の事故死では、風呂場での溺水は、不慮の窒息、交通事故に次いで多いです。

5 ×
1~4歳児の事故死では、窒息が第3位です。

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