保育士の過去問
平成24年(2012年)
小児栄養 問96
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問題
保育士試験 平成24年(2012年) 小児栄養 問96 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、摂食や嚥下が困難な子どもの食事と食事介助に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 嚥下障害をもつ子どもでは食べ物による窒息が起こりやすく、十分な注意が必要である。
B むせにくく飲み込みやすい食品として、酸味の強い食べ物や飲み物があげられる。
C 誤嚥を防ぐために、子どもの食べる速さに合わせて介助するようにする。
D 食べ物を口へ運ぶ際の一回量は少なめを心がけ、口唇で取り込みやすいように、食べ物はスプーンの先のほうへ乗せるようにする。
A 嚥下障害をもつ子どもでは食べ物による窒息が起こりやすく、十分な注意が必要である。
B むせにくく飲み込みやすい食品として、酸味の強い食べ物や飲み物があげられる。
C 誤嚥を防ぐために、子どもの食べる速さに合わせて介助するようにする。
D 食べ物を口へ運ぶ際の一回量は少なめを心がけ、口唇で取り込みやすいように、食べ物はスプーンの先のほうへ乗せるようにする。
- A○ B○ C○ D×
- A○ B○ C× D○
- A○ B○ C× D×
- A○ B× C○ D○
- A× B× C× D○
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この過去問の解説 (3件)
01
A 適切です。嚥下障害をもつ子どもは食べ物を飲み込む力が弱いため、誤嚥による窒息等が起こりやすいため、食事の介助をする際には、充分な注意が必要です。
B 酸味の強い食べ物や飲み物は舌や喉への刺激が強く、むせやすいです。
C 適切です。誤嚥を防ぐためには、子どもの食べる速さに合わせて介助するをすることが大切です。
D 適切です。食べ物を口へ運ぶ際の一回量は少なめを心がけ、口唇で取り込みやすいように、食べ物はスプーンの先のほうへ乗せるようにすることで誤嚥を防ぐことができます。
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02
A:嚥下障害をもつ子どもは、呑み込みがうまく出来ません。そのため、食事中は、介助者が観察しながら、むせこまないように介助することや見守り、また、食べやすい形態の食事にするなどの注意が必要です。
B:酸味の強い食べ物や飲み物は、むせやすく飲み込みづらいです。しかし、子どもそれぞれにむせやすいものは違い、一概に酸味の強いものが悪いということではありません。
C:食べることに遅れのある子は、食事に時間がかかります。介助者は、その子の食べ具合を観察しながら、食材を飲み込んだことを確認して、介助することが大切です。また、嫌がるものを無理に食べさせようとすることは、その子にとって食事が不快なものとなりえるので、無理強いはよくありません。
D:誤嚥を防ぐため、子どもに合わせて一回量を加減しますが、少なめを心がけ、スプーンの先へ乗せ口唇で取り込みやすいようにすることが大切です。
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03
Bが×・・・酸味の強い飲み物や食べ物は、むせやすく飲み込みにくいです。個人差がありますが、むせやすい子には酸味の強い物は避けるようにします。
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