保育士の過去問
平成24年(2012年)
小児栄養 問98
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問題
保育士試験 平成24年(2012年) 小児栄養 問98 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、児童福祉施設における食事の提供に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準(旧児童福祉施設最低基準)」(昭和23年厚生省令63号)において、「調理は、あらかじめ作成された献立に従って行わなければならない。ただし、少数の児童を対象として家庭的な環境の下で調理する時には、この限りではない。」とされている。
B 児童養護施設においては、子どもたちの健やかな発育・発達を促す食事の提供、社会的自立に向けた栄養・食生活支援につながる食育を推進することが必要である。
C 「児童福祉施設における『食事摂取基準』を活用した食事計画について」(平成22年:厚生労働省)において、1日のうち特定の食事(例えば昼食)を提供する場合は、「生活状況等に特段配慮すべき問題がない場合には、昼食については、1日全体の概ね1/3を目安とし、おやつについては、発育・発達状況や生活状況等に応じて1食の10~20%程度の量を目安とすること。」とされている。
D 「児童福祉施設における食事の提供ガイド」(平成22年:厚生労働省)において、食事摂取基準を活用する場合は、「生命の維持、健全な成長、並びに生活活動のためには、適切なたんぱく質量の摂取が最も重要な基盤となる。」とされている。
A 「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準(旧児童福祉施設最低基準)」(昭和23年厚生省令63号)において、「調理は、あらかじめ作成された献立に従って行わなければならない。ただし、少数の児童を対象として家庭的な環境の下で調理する時には、この限りではない。」とされている。
B 児童養護施設においては、子どもたちの健やかな発育・発達を促す食事の提供、社会的自立に向けた栄養・食生活支援につながる食育を推進することが必要である。
C 「児童福祉施設における『食事摂取基準』を活用した食事計画について」(平成22年:厚生労働省)において、1日のうち特定の食事(例えば昼食)を提供する場合は、「生活状況等に特段配慮すべき問題がない場合には、昼食については、1日全体の概ね1/3を目安とし、おやつについては、発育・発達状況や生活状況等に応じて1食の10~20%程度の量を目安とすること。」とされている。
D 「児童福祉施設における食事の提供ガイド」(平成22年:厚生労働省)において、食事摂取基準を活用する場合は、「生命の維持、健全な成長、並びに生活活動のためには、適切なたんぱく質量の摂取が最も重要な基盤となる。」とされている。
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この過去問の解説 (3件)
01
Cが×・・・:「1日のうち特定の食事(例えば昼食)を提供する場合は、対象となる子どもの生活状況や1日全体の食事に占める特定の食事から摂取することが適当とされる給与栄養量の割合を勘案し、その目標を設定するよう努めること。生活状況等に特段配慮すべき問題がない場合には、昼食については、1日全体の概ね1/3を目安とし、おやつについては、発育・発達状況や生活状況等に応じて1日全体の10~20%程度の量を目安とすること。」と記述されています。
Dが×・・・「たんぱく質量の摂取」ではなく、「エネルギー量の摂取」です。
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02
A:献立は、成長に欠かせない1日分の栄養素を3食に分けて様々な食材を使用しながら作成されています。しかし、小人数を自宅で預かる「保育ママ」等は必ずしも献立の立案が必要とは限りません。
B:児童養護施設は、様々な理由で子ども達が毎日暮らす場所となるため、家庭に変わり、子ども達の食に対する指導、援助をして、健やかな発育を促す必要があります。
C:「1日のうち特定の食事(例えば昼食)を提供する場合は、対象となる子どもの生活状況や1日全体の食事に占める特定の食事から摂取することが適当とされる給与栄養量の割合を勘案し、その目標を設定するよう努めること。生活状況等に特段配慮すべき問題がない場合には、昼食については、1日全体の概ね1/3を目安とし、おやつについては、発育・発達状況や生活状況等に応じて1日全体の10~20%程度の量を目安とすること。」となっています。
D:「「食事摂取基準」を活用する場合には、施設や子どもの特性に応じた適切な活用を図ります。この際の作業手順の基本的な考え方や、給食管理を目的として食事摂取基準を用いる場合の概念については、「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書(2010年版)1)(p33-38、表19、表20)を参考とし、エネルギー、各栄養素及び指標の特徴を十分理解して活用することが必要である。」となっており、タンパク質量だけではなく、総合的な栄養に配慮し、子どもの健やかな成長を促進する必要があります。
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03
A 適切です。
B 適切です。
C 「児童福祉施設における『食事摂取基準』を活用した食事計画について」(平成22年:厚生労働省)において「1日のうち特定の食事(例えば昼食)を提供する場合は、対象となる子どもの生活状況や1日全体の食事に占める特定の食事から摂取することが適当とされる給与栄養量の割合を勘案し、その目標を設定するよう努めること。生活状況等に特段配慮すべき問題がない場合には、昼食については、1日全体の概ね1/3を目安とし、おやつについては、発育・発達状況や生活状況等に応じて1日全体の10~20%程度の量を目安とすること。」と規定されています。
D 「児童福祉施設における食事の提供ガイド」(平成22年:厚生労働省)において、食事摂取基準を活用する場合は、「生命の維持、健全な成長、並びに生活活動のためには、適切なエネルギー量の摂取が最も重要な基盤となる。」とされています。
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