保育士の過去問
平成24年(2012年)
保育原理 問105
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問題
保育士試験 平成24年(2012年) 保育原理 問105 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文のうち、「保育所保育指針」第2章「子どもの発達」の1「乳幼児期の発達の特性」の一部として、不適切な記述を一つ選びなさい。
- 子どもは、大人によって生命を守られ、愛され、信頼されることにより、情緒が安定するとともに、人への信頼感が育つ。
- 子どもは、子どもを取り巻く環境に主体的に関わることにより、心身の発達が促される。
- 子どもは、大人との信頼関係を基にして、子ども同士の関係を持つようになるが、身体的な発達及び知的な発達、情緒的、社会的及び道徳的な発達は大人との関わりを通して促されることが多い。
- 乳幼児期は、生理的、身体的な諸条件や生育環境の違いにより、一人一人の心身の発達の個人差が大きい。
- 乳幼児期は、生涯にわたる生きる力の基礎が培われる時期であり、特に身体感覚を伴う多様な経験が積み重なることにより、豊かな感性とともに好奇心、探究心や思考力が養われる。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.正しい。保育所保育指針 第2章 乳幼児期の発達の特性(1)に記載されています。
2.正しい。保育所保育指針 第2章 乳幼児期の発達の特性(2)に記載されています。
3.誤り。「大人との関わりを通して促されることが多い」が間違いです。『子どもは大人との信頼関係を基にして子ども同士の関係を持つようになる。この相互の関わりを通じて(略)道徳的な発達が促されると記載されています。
4.正しい。保育所保育指針 第2章 乳幼児期の発達の特性(4)に記載されています。
5.正しい。保育所保育指針 第2章 乳幼児期の発達の特性(6)に記載されています。
よって選択肢3が正解となります。
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02
1.子どもに関わる全ての大人が、その生命を守り、愛し、信じることによって、子どもは安心した生活を過ごし、情緒が安定し、順調な成長が出来ます。
2.子ども自身が身の回りの環境に興味を持ち主体的に関わることによって、様々なことを学習し、心身の発達が促されます。
3.子どもは大人との関わりの中で信頼関係を学びそこから、次に子ども同士での関係を持ちます。大人との信頼関係を基にしながら子ども同士で遊びや喧嘩等の関わりを持つことで、知的な発達、情緒的、社会的及び道徳的な発達が促されます。
4.乳幼児期は、一人一人が持つ特性や生活環境により発達に個人差がありますが、それが必ずしも、発達の遅れとは限らず、その子自身のペースで成長していきます。
5.人の人生の中で乳幼児期の成長が一番大きいです。また、これからの人生の基となる時期です。特に父母やそれに代わる大人との身体的接触により安心感を得ます。抱っこはこの時期一番大切に思われます。大人に抱っこされること、一緒に添い寝すること、一緒に遊ぶこと等で豊かな発達がみられます。
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03
・「大人との関わりを通して促されることが多い」ではなく、『子どもは大人との信頼関係を基にして子ども同士の関係を持つようになる。この相互の関わりを通じて(略)道徳的な発達が促される』が正しい記述です。
1 適切です。『子どもは、大人によって生命を守られ、愛され、信頼されることにより、情緒が安定するとともに、人への信頼感が育つ。』は保育所保育指針 第2章 乳幼児期の発達の特性(1)の内容です。
2 適切です。『子どもは、子どもを取り巻く環境に主体的に関わることにより、心身の発達が促される。』は、保育所保育指針 第2章 乳幼児期の発達の特性(2)の内容です。
4 適切です。『乳幼児期は、生理的、身体的な諸条件や生育環境の違いにより、一人一人の心身の発達の個人差が大きい。』は、保育所保育指針 第2章 乳幼児期の発達の特性(4)の内容です。
5 適切です。『乳幼児期は、生涯にわたる生きる力の基礎が培われる時期であり、特に身体感覚を伴う多様な経験が積み重なることにより、豊かな感性とともに好奇心、探究心や思考力が養われる。』は、保育所保育指針 第2章 乳幼児期の発達の特性(6)の内容です。
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