保育士の過去問
平成24年(2012年)
保育原理 問106

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問題

保育士試験 平成24年(2012年) 保育原理 問106 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「保育所保育指針」第4章「保育の計画及び評価」のウ「障害のある子どもの保育」の一部である。( A )~( E )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

(ア)障害のある子どもの保育については、一人一人の子どもの( A )や障害の状態を把握し、適切な( B )の下で、障害のある子どもが他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう、指導計画の中に位置付けること。また、子どもの( C )に応じた保育を実施する観点から、家庭や関係機関と連携した支援のための計画を個別に作成するなど適切な対応を図ること。
(イ)保育の展開に当たっては、その子どもの発達の状況や日々の状態によっては、( D )にとらわれず、柔軟に保育したり、職員の連携体制の中で個別の関わりが十分行なえるようにすること。
(ウ)家庭との連携を密にし、保護者との相互理解を図りながら、適切に対応すること。
(エ)専門機関との連携を図り、必要に応じて( E )。
※ 「保育所保育指針」の目次や記載内容等が、指針の改定(平成30年4月1日施行)により変更されました。 この設問は平成24年に出題された設問となります。 参考1   参考2
  • A発達過程   B指導  C能力  D障害の程度  E情報を提供すること
  • A家庭の状態  B援助  C状況  D集団     E助言等を得ること
  • A発達過程   B関係  C個性  D障害の程度  E助言等を得ること
  • A家庭の状態  B環境  C個性  D指導計画   E情報を提供すること
  • A発達過程   B環境  C状況  D指導計画   E助言等を得ること

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。

障がいのある子どもは、発達がゆっくりであることや子どもの持つ特性がひとりひとり違います。子どもの状態や発達のレベルや障がいの程度を把握し、その子に合った関わりをすることによって、その子なりの成長が促されます。障がいにあった対応をすることで子どもは安定し、子どもの持つ長所を大きく成長させることができます。そのためにも、子どもに合った指導計画は必要ですが、計画通りの活動を行ったとしても、いつも計画通りにいかないのが障がいを持つ子の特性です。障がいについて保育士自身が学び、臨機応変な対応が必要となってきます。また、障がいの子どもを保育するにあたっては、保護者と密に連絡を取りあって、その子が今どのような状態にいるのかを共に把握し、統一した対応をとることで障がいを持つ子どもの発育を促すことが可能に思われます。また、医療機関等の専門機関との連携も必要で、子どもに対するトータル的な助言を得ることによって、子どもはゆっくりながらも順調に育っていくことができます。

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02

障害のある子どもの保育についてのキーワードは柔軟な計画・個別対応です。
職員全体での関わり、保護者との情報共有や受診のなどの状況を確認し医師や専門機関との連携も必要となってきます。

(ア)障害のある子どもの保育については一人一人の子どもの(A発達過程)や障害の状態を把握し適切な(B環境)の下で(中略)また子どもの(C状況)に応じて(略)

(イ)保育の展開に当たってはその子どもの発達の状況や日々の状態によっては(D指導計画)にとらわれず柔軟に(略)

(エ)専門機関との連携を図り必要に応じて(E助言等を得る事)

以上となっており選択肢5が正解となります。

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03

正解は5です。

以下が正しい文章です。

(ア)障害のある子どもの保育については、一人一人の子どもの( A 発達過程)や障害の状態を把握し、適切な( B環境 )の下で、障害のある子どもが他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう、指導計画の中に位置付けること。また、子どもの( C状況 )に応じた保育を実施する観点から、家庭や関係機関と連携した支援のための計画を個別に作成するなど適切な対応を図ること。
(イ)保育の展開に当たっては、その子どもの発達の状況や日々の状態によっては、( D指導計画 )にとらわれず、柔軟に保育したり、職員の連携体制の中で個別の関わりが十分行なえるようにすること。
(ウ)家庭との連携を密にし、保護者との相互理解を図りながら、適切に対応すること。
(エ)専門機関との連携を図り、必要に応じて( E 助言等を得ること)。

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