保育士の過去問
平成24年(2012年)
養護原理 問135
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問題
保育士試験 平成24年(2012年) 養護原理 問135 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、「児童館ガイドライン」(平成23年3月厚生労働省)の児童館の機能および役割に関する記述である。誤った記述を一つ選びなさい。
- 地域組織活動の育成を支援し、子どもの育ちに関する組織や人とのネットワークの中心となり、地域の子どもを健全に育成する拠点としての役割を担う。
- 子どもの遊びの拠点と居場所となり、子どもの活動の様子から必要に応じて家庭や地域の子育て環境の調整を図ることにより、子どもの安定した日常の生活を支援する。
- 子どもと子育て家庭が抱える可能性のある問題の発生を予防し、かつ早期発見に努め、専門機関と連携して適切に対応する。
- 子育て家庭に対する相談・援助を行い、子育ての交流の場を提供し、地域における子育て家庭を支援する。
- 子どもと短期的・一時的に関わり、学習指導及び余暇指導を通して子どもの心身の発達と社会性の涵養を図る。
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この過去問の解説 (3件)
01
児童館は子どもと長期的・継続的に関わり、遊びや指導を通して子どもの発達の促進を図ります。18歳未満の全ての子どもが対象で、地域に開かれた子どもの集う場所です。開館時間内であれば、子どもは出入り自由で、子ども同士の関わりあいの中から社会性や自発性等が身に付けられます。児童館の指導員は子どもと関わることで、その子の状態や家庭内の環境を知ることが出来、できる限り問題の発生を予防することや、問題のある子に関しては専門機関との連携により、丁寧に対応することが必要です。また、地域に開かれた場であるため、子育てについての相談支援等も行います。保護者が働いている低学年の子どもについて、保護者が安心して働けるよう児童クラブという預かり保育的な業務もあります。
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02
「短期的・一時的」ではなく、「子どもと長期的・継続的に関わり、遊び及び生活を通して子どもの発達の増進を図ること」と定めています。
「児童館」は18歳未満の全ての子どもが対象で、地域に開かれた子どもの集う場所です。地域において児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、又は情操をゆたかにすることを目的としています。
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03
児童館は、子どもと「短期的・一時的」に関わるのではなく、「長期的・継続的」に関わり、遊び及び生活を通して子どもの発達の増進を図ることとされています。
対象年齢は18歳未満の子どもすべてであり、地域に開かれた子どもの居場所・遊びの拠点となり、また子育て家庭への支援や交流の場として重要な役割を担っています。
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