保育士の過去問
平成24年(2012年)
保育実習理論 問152

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問題

保育士試験 平成24年(2012年) 保育実習理論 問152 (訂正依頼・報告はこちら)

次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
E保育士は、3歳児クラスで絵本の読み聞かせをすることにしました。

【設問】
読み聞かせの過程をA~Dとした場合の手順として、最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

A 実際に読み聞かせをする。
B 絵本を選定する。
C 声の高低、声の大小、話の速さ等を最終確認する。
D 選定した絵本を何度も、暗記するくらい読む。
  • B→C→D→A
  • B→D→C→A
  • C→B→D→A
  • D→B→C→A
  • D→C→B→A

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 2 です。

保育所保育指針では、おおむね3歳の発達について「話し言葉の基礎ができて、さかんに質問するなど知的興味や関心が高まる」としています。子どもたちのほうから、保育士に絵本を読んでほしいと要求してくる段階です。

B シンプルなストーリーで、子どもがお話の世界に入り込めるものがいいでしょう。保育士自身が感動し、楽しめる本をえらびましょう。

D とりあげる絵本は、事前に保育士が良く理解しておきましょう。

C 無理な作り声や、派手なジェスチャーは、かえって子どもの想像力を邪魔してしまいます。普通の自分の声を自信を持って使いましょう。

A 空間と人数に見合った音量で、全員に絵が見えるよう座り方など工夫しましょう。

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02

この設問のように最も適切な順番に並び変える問題も時々出題されますので事例を確認し対象年齢が何歳であるかもチェックしましょう。

1(B)絵本の読み聞かせにおいては、まず最初に絵本の選定から始まります。
対象年齢を加味しながら絵本を選びましょう。

2(D)選定した絵本をまずは保育士自身が読み内容の確認を行いましょう。暗記する位まで読むと読み聞かせの際に本ばかりに集中することなく子どもの表情や反応を見ることが出来ます。

3(C)絵本の中で、声の強弱や抑揚を確認することも必要です。

4(A)実際に読み聞かせを行います。環境に配慮し読み聞かせ時には全員の子どもの表情・反応を確認しながら進めましょう。

よってBDCAとなり選択肢2が正解となります。


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03

正解は2です。

1:B 絵本を選定する。
発達年齢や集団に適切な絵本を選びます。

2:D 選定した絵本を何度も、暗記するくらい読む。
物語を読み込み、そのストーリーや世界観を把握しておきます。

3:C 声の高低、声の大小、話の速さ等を最終確認する。
全体を把握したら、ディテールの調整です。読み方の工夫をします。

4:A 実際に読み聞かせをする。
シミュレーションしたことを実践します。気づきや改善点があれば、次回に生かします。

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