保育士の過去問
平成24年(2012年)
保育実習理論 問151

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 平成24年(2012年) 保育実習理論 問151 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文のうち、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 「昔話」は、一般的に作者不詳の、昔から語り継がれてきたお話である。
B 「ぐりとぐら」は、イギリスで創作された絵本である。
C 文字が全くない、絵だけで構成された絵本がある。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は 3 です。

A ○
昔話とは、誰かの作品というとらえ方をせず、長い歴史のなかで大人から子どもへと口伝えされてきた物語のことです。口承文芸といいます。そのため、子どもたちの耳になじんだ独特の文法があります。「むかしむかし~あったとさ」「とっぴんぱらりのぷう」などです。昔話には、人生を生きるための知恵や自然との共生など大切なメッセージがこめられています。

B ×
「ぐりとぐら」は、1963年に「こどものとも」で発表された中川李枝子(作)・山脇百合子(絵)による絵本のシリーズです。作者2人は姉妹です。
世代を超え世界中で親しまれており、1967年の英語版を始め各国語に翻訳されています。

C ○
文字がない絵本は、世界中でたくさん発表されています。読み手の想像力を必要とし「これは何だろう?」とか「あの子はどこに行くんだろう?」と参加しながら物語に入り込んでいくものが多く、子どもの言葉の発達を促すと注目されています。
イエラ・マリの「あかいふうせん」やレイモンド・ブリッグズの「スノーマン」など。

参考になった数33

02

A.正しい。昔話は民話の1つです。民衆の生活の中から生まれ民衆によって口承されてきたものです。

B.誤り。「ぐりとぐら」は中川李枝子(作)山脇百合子(絵)です。一度は図書館などで目にした方も多いのではないでしょうか?このような設問は一瞬答えに迷いがちですが他の問題の〇×も含めて落ち着いて考えれば答えが導き出せると思います。

C.正しい。文字が全くない絵だけで構成された絵本は数多く存在します。絵を見て読み手が自由にお話を作る事も出来ます。

よって○×○となり選択肢3が正解となります。

参考になった数9

03

正解は3です。

A:〇
民衆の生活から生まれ、民衆によって語り継がれた物語のことです。

B:×
「ぐりとぐら」は、中川李枝子(作)山脇百合子(絵)の、日本で創作された絵本です。

C:〇
文字が全くない、絵だけで構成された絵本では、読み手がイマジネーションを膨らませ、自由に想像したり、ストーリーをイメージすることができます。

参考になった数4