保育士の過去問
平成23年(2011年)
児童福祉 問37
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問題
保育士試験 平成23年(2011年) 児童福祉 問37 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、わが国の児童福祉で用いられる用語に関する記述である。正しいものを一つ選びなさい。
- 「保育単価」とは、保育所に入所した児童1人当たりの運営費の月額単価のことである。
- 「情緒障害」とは、情緒面の統制について、医学的に見て回復不能な欠損がある状態を指す。
- 「延長保育」とは、保育に欠ける児童を就学後も保育所で保育をすることを意味する。
- 「主任児童委員」とは、母子生活支援施設において、母子の生活指導を行う者のことである。
- 「特定妊婦」とは、妊娠中又は出産後1年以内の女子のことである。
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この過去問の解説 (3件)
01
2の「情緒障害」とは、感情をコントロールできずに不安定で、生活に支障をきたしている状態のことをいいます。医学的に回復不可能とは考えられていません。カウンセリングなどの心理治療や生活治療により、改善が可能です。
3の「延長保育」とは、通常開所時間である11時間の前後30分以上に行われる保育のことをいいます。
4の「主任児童委員」とは、地域の子どもたちを見守る児童委員の中で、児童相談所や学校と連携し、特に専門的に児童や児童委員の活動に対する援助を行う委員のことです。
5の「特定妊婦」とは、出産後に子どもを育てていくために、出産前から特に支援が必要な妊婦のことをいいます。
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02
1 適切です。保育所に入所した児童1人当たりの運営費の月額単価のこと『保育単価』と言います。
2 「情緒障害」とは、感情をコントロールできずに不安定であるために日常生活に支障をきたし、治療が必要な状態を言います。
3 「延長保育」とは通常開所時間である11時間の前後30分以上行われる保育のことを言います。
4 「主任児童委員」とは、児童委員の中で、児童相談所や学校と連携し、専門的に児童や児童委員の活動に対する援助を行う者のことを言います。
5 「特定妊婦」は出産後の子育てについて、出産前から支援を必要とする妊婦のことを言います。
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03
2が×…「情緒障害」とは、情緒の現れ方が偏っていたり、その表れ方が激しかったりする状態を、自分の意志ではコントロールできないことが継続し、学校生活や社会生活に支障となる状態をいいます。
3が×…「延長保育」とは、通常開所時間である11時間の前後30分以上行われる保育を指します。(延長保育促進事業実施要項)
4が×…「主任児童委員」とは、児童委員の職務について、児童の福祉に関する機関と児童委員との連絡調整を行うとともに、児童委員の活動に対する援助及び協力を行います。(児童福祉法第17条第2項)
5が×…「特定妊婦」とは、出産後の養育について出産前から支援を行うことが特に必要な妊婦のことをいいます。(児童福祉法第6条の3第5項)
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