保育士の過去問
平成23年(2011年)
精神保健 問54

このページは問題個別ページです。
正解率や解答履歴を残すには、「条件を設定して出題する」をご利用ください。

問題

保育士試験 平成23年(2011年) 精神保健 問54 (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述のうち、一般的に知的障害をともなうことが多いものを○、多くはないものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A アスペルガー症候群
B ダウン症候群
C レット症候群
D 多動性障害

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

Aは×です。アスペルガー症候群は、知能は正常かそれ以上です。

Bは○です。ダウン症候群には、中程度の知能遅滞が認められます。

Cは○です。レット症候群も、発症すると知能、言語、運動能力に遅滞が起こってきます。

Dは×です。多動性障害には知能遅滞は見られませんが、ひとつの事に集中することが難しいため、学習に遅れが出ることはあります。

参考になった数5

02

正解は4です。

Aが×…アスペルガー症候群は、言葉や認知的発達では遅れが認められません。多くの場合は、全体知能は正常か、それ以上です。

Dが×…多動性障害は、知的能力の発達の遅れはなく、普通の子どもたちと同様の理解力や言語力、判断力などの知的能力を持っています。ただ、一つのことを集中して覚えたりすることが難しいため、学業成績は知的水準に比べて低く、科目間の隔たりが大きいケースもあります。

参考になった数1

03

正解は4です。

A アスペルガー症候群は知的障害がないにも関わらず、対人コミュニケーションが苦手、特定の物事にこだわりが見られるなどの特性を持っています。

B 適切です。ダウン症の特徴の一つとして中程度の知的な遅れが見られます。

C 適切です。レット症候群の症状の一つとして重度の知的障害があります。

D 多動性障害には、知的な遅れがないのにも関わらず、落ち着きがなく、長時間、椅子に座っていることが難しい、集中して作業に取り組むことが難しいなどの特徴があります。

参考になった数0