保育士の過去問
平成23年(2011年)
小児保健 問73

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問題

保育士試験 平成23年(2011年) 小児保健 問73 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、乳児に使用するおむつに関する記述である。適切な記述を◯、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 従来から使用されている布おむつは、洗濯して再利用できる。
B 紙おむつは、尿を比較的多く吸収でき、外出時や睡眠中、または親が忙しい時などにも使用されている。
C おむつ交換は、授乳の前後や起床時など、また尿や便でおむつが汚れた時などに、行うことが多い。
D おむつ交換では、汚れている外陰部を濡れたガーゼなどで、きれいに拭き取ろうとすることは良いが、拭きすぎて傷つけたりしないように注意したい。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

A ○
布おむつは洗濯して繰り返し使用できます。

B ○
紙おむつは、濡れても、濡れていないかのような感覚で長時間使用可能です。

C ○
授乳前後、起床時は、排泄が多いタイミングです。

D ○
外陰部の皮膚は弱いので、強くこすって刺激をするとトラブルの元になりやすいので注意が必要です。

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02

正解は1です。

A 布おむつは、洗濯して繰り返し使用します。
そのため、おもに晒(さらし)などの、
吸水性があり、洗いやすく、乾きやすい布で
作られています。

B 紙おむつには、吸水ポリマーを使用して
作られているものが多く、
布おむつに比べ多くの尿量を吸収し、
もれにくく作られています。
また、洗濯の必要がなく、持ち運びも容易なので、
外出時や睡眠時には利用しやすいです。
さらに、布オムツと異なり、
使用後汚物の処理をして洗濯をしなくて済むので、
時間に余裕がないときには便利です。

C おむつ交換のタイミングは、一般に、
授乳の前後、起床時、就寝時、外出前など、
便や尿で汚れたときです。
長時間便や尿が皮膚に触れたままにしておくと、
接触性皮膚炎(おむつかぶれ)の原因となるので、
すみやかに交換することが望ましいです。

D 乳児の皮膚は大人に比べて薄くデリケートです。特におむつ交換の際は、汚れが取れないからといって強く擦りすぎてしまうと、傷や皮膚炎の原因になってしまうので注意が必要です。

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03

正解は1です。

すべて○です。
尿や便で汚れたおむつをそのままにしておくと尿中のアンモニアや便の刺激によっておむつかぶれが生じやすいのでおむつ交換は早めにした方がよいでしょう。

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