保育士の過去問
平成23年(2011年)
養護原理 問134

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問題

保育士試験 平成23年(2011年) 養護原理 問134 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「乳児院等における早期家庭復帰等の支援体制の強化について」(平成16年4月28日 雇児発第0428005号 厚生労働省雇用均等・児童家庭局長通知)の内容に関するものである。正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 乳児院、児童養護施設、情緒障害児短期治療施設及び児童自立支援施設における早期家庭復帰等の支援体制の強化について定めている。
B この通知の対象児童は、虐待等の家庭環境上の理由により入所している児童であって、支援することで家庭復帰が見込まれる児童であり、里親委託や養子縁組が適切な児童は含まない。
C 家庭支援専門相談員を配置する施設は、家庭復帰支援に関する相談・養育指導を行うための部屋又は相談・養育指導に応じることができる場を有するものとする。
D 家庭支援専門相談員は保護者等への早期家庭復帰までの業務を担当し、退所後の児童に対する継続した生活相談は児童相談所の児童福祉司が行う。
  • A○  B○  C×  D×
  • A○  B×  C○  D×
  • A○  B×  C×  D○
  • A×  B○  C○  D×
  • A×  B×  C○  D○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。
B.里親委託や養子縁組が適切な児童も含まれます。
D.退所後の児童に対する継続した生活相談、里親委託促進のための業務、要保護児童の状況把握や情報交換を行うための協議会への参画も役割とされています。

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02

正解は【2】です。

A:○
乳児院、児童養護施設、情緒障害児短期治療施設及び児童自立支援施設では児童の早期家庭復帰を定めています。
B:×
里親委託や養子縁組も対象児童に含まれます。
社会的養護は施設養護と家庭養護があり、里親制度と養子縁組制度も対象になります。
C:○
※2011年児童福祉法の改正があり、
設問内容の規定は削除されているため現在の規定では×となります。
D:×
家庭支援相談員は退所後の児童の生活相談や、里親委託促進のための業務、要保護児童の状況把握も業務の一環です。
児童福祉司とは、児童相談所に配置される職員です。

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03

正解は2です。

A ○
適切な記述です。

B ×
里親委託や養子縁組が適切な児童も、対象児童に含まれます。

C ○
出題時は適切な記述でした。
※2011年の児童福祉法の改正により、設問の内容の規定は削除されているため現在は×となります。

D ×
家庭支援専門相談員は、退所後の児童に対する継続した生活相談も行います。

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