保育士の過去問
平成26年(2014年)
社会福祉 問80

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問題

保育士試験 平成26年(2014年) 社会福祉 問80 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)第87条の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

児童自立支援施設の長は、児童の通学する学校及び( A )並びに必要に応じ( B )、( C )、( D )等関係機関と密接に連携して児童の指導及び家庭環境の調整に当たらなければならない。

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この過去問の解説 (3件)

01

 児童自立支援施設の、関係機関との連携について述べた条文です。
 児童自立支援施設では、自立した社会人として健全な社会生活を営んでいくことができるよう支援することを目的として、学科指導のほか、児童養護施設と同様に、生活指導、職業指導、家庭環境の調整が行われます。これらは施設のみで完結するものではなく、関係機関との密接な連携によって、その目的を果たしうるといえます。


児童自立支援施設の長は、児童の通学する学校及び( 児童相談所 )並びに必要に応じ( 児童家庭支援センター )、( 児童委員 )、( 公共職業安定所 )等関係機関と密接に連携して児童の指導及び家庭環境の調整に当たらなければならない。

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02

児童自立支援施設は児童福祉法 第44条によると、『不良行為をなし、又はなすおそれのある児童及び家庭環境その他の環境上の理由により生活指導等を要する児童を入所させ、または保護者の下から通わせて個々の児童の状況に応じて必要な指導を行い、その自立を支援し、あわせて退所した者について相談その他の援助を行うことを目的とする施設とする』と記載されています。

また設問は、児童自立支援施設の長が行うべき関係機関との連携を問う問題です。

児童福祉施設の設備及び運営に関する基準 第87条(関係機関との連携)によると

児童自立支援施設の長は、児童の通学する学校及び(A児童相談所)並びに必要に応じ(B児童家庭センター)(C児童委員)(D公共職業安定所)等関係機関と密接に連携して児童の指導及び家庭環境の調整に当たらなければならないと記載されています。

よって選択肢4が正解です。

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03

児童自立支援施設は不良行為をなしたり、なす恐れのある児童、生活指導等を要する児童のための施設です。ここの児童の状況に応じて指導を行い、自立を支援するところなので、職業に就くまでの相談にのることもあります。

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