保育士の過去問
平成26年(2014年)
子どもの保健 問108
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
保育士試験 平成26年(2014年) 子どもの保健 問108 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、大災害による被災後の子どもの気になる言動や行動とその対応に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
- 被災後の乳児には、夜泣き、寝つきがわるい、少しの音にも反応する、表情が乏しくなるなどの行動が見られることがある。
- 被災後の乳児に気になる行動が見られる場合、大人が落ち着いた時間をもち、話しかけたり、スキンシップをとることが大切である。
- 被災後の幼児には、赤ちゃん返り、食欲低下、落ち着きがない、無気力、無感動、無表情、集中力低下、泣きやすい、怒りやすい、突然暴れるなどいつもの子どもと異なった行動が見られることがある。
- 被災後の幼児に気になる行動が見られる場合、子どもの行動の意味を親や家族へも説明し、保育の現場では一緒に遊んだり、抱きしめて「だいじょうぶ」と伝えるとよい。
- 年齢の高い子ども(幼児~学童)では、周りの事情や状況が理解できるため、暴力的な遊び、フラッシュバックなどが見られることはない。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
年齢の高い子ども(幼児~学童)では、周りの事情や状況が理解できるため、言いたいことを言わずに我慢したり、迷惑をかけないように気を遣って、自分の感情をため込んでしまうこともあります。その結果、暴力的な遊びなどがみられたり、何らかのきっかけにより、フラッシュバックがおこることもあります。
参考になった数11
この解説の修正を提案する
02
外傷後ストレス障害は大人にの起こりうる障害です。
参考になった数6
この解説の修正を提案する
03
1 〇 適切です。
被災後の乳児には、夜泣き、寝つきがわるい、少しの音にも反応する、表情が乏しくなるなどの行動が見られることがあります。
2 〇 適切です。
被災後の乳児に気になる行動が見られる場合、大人が落ち着いた時間をもち、話しかけたり、スキンシップをとることが大切です。
3 〇 適切です。
被災後の幼児には、赤ちゃん返り、食欲低下、落ち着きがない、無気力、無感動、無表情、集中力低下、泣きやすい、怒りやすい、突然暴れるなどいつもの子どもと異なった行動が見られることがあります。
4 〇 適切です。
被災後の幼児に気になる行動が見られる場合、子どもの行動の意味を親や家族へも説明し、保育の現場では一緒に遊んだり、抱きしめて「だいじょうぶ」と伝えるとよいです。
5 × 不適切です。
年齢の高い子ども(幼児~学童)では、周りの事情や状況が理解できることもありますが、暴力的な遊び、フラッシュバックなどは起こることもあります。
「見られることがない」とは言い切れません。
・子どもが大災害や虐待、事故などの恐怖体験したことにより、さまざまな精神的または身体的な症状を起きることをPTSD(PostTraumatic-StressDisorder心的外傷後ストレス障害)といいます。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
前の問題(問107)へ
平成26年(2014年)問題一覧
次の問題(問109)へ