保育士の過去問
平成26年(2014年)
子どもの保健 問117
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問題
保育士試験 平成26年(2014年) 子どもの保健 問117 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、乳幼児の生活と保育に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
- 乳幼児はだっこをして揺らすと心地よさを感じるので、わきの下を持って強く揺らしてやるとよい。
- 乳児はおんぶをすると気持ちよく移動でき、保育士等も両手を使うことができるので、首がすわったら行うとよい。
- 生後4か月くらいまでは病気にかかりにくいので、できるだけ外出するのがよい。
- 新生児は抵抗力が弱く、一方、体の汚れは少ないので、入浴は2、3日に1度が適当である。
- 生後2か月までの乳児の衣服は大人より1枚少なめが望ましい。
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この過去問の解説 (3件)
01
3→母親の母体、母乳から受ける免疫グロブリンは生後6ヶ月まで機能するといわれています。
4→新生児は新陳代謝が活発なため毎日のお風呂が必要です。
5→生後2ヶ月までは大人と同じ、3ヶ月以降は一枚少なめにしましょう。
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02
1が×…新生児や乳児の体を、両肩やわきの下を持って強く揺することで、揺さぶられっ子症候群と呼ばれる網膜出血や硬膜下出血などの外傷性出血の症状が発生することがあるので強く揺らしてはいけません。
3が×…生後4か月くらいはまだ母体からの移行免疫が消滅していないため、母体が持っている免疫に対応する感染症は起こしにくいです。
4が×…新生児は皮膚が弱く、よだれや排泄物などで湿疹やおむつかぶれができやすいこと、新陳代謝が盛んで発汗が多いため汗疹ができやすいなどの理由から、毎日の入浴で身体を清潔に保つことが必要です。
5が×…生後2か月までの乳児の衣服は大人と同程度が望ましく、生後3か月を過ぎたら大人よりも一枚少なめにするとよいでしょう。
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03
1 × 不適切です。
乳幼児を強く揺さぶることは危険です。乳幼児揺さぶられっ子症候群(SBS)予防することが必要です。
2 〇 適切です。
首が座った後のおんぶは可能です。
3 × 不適切です。
新生児は病気に罹患しやすい傾向があります。
1か月健診で問題がなければ、健康に留意して少しずつ時間を延ばして外出をすることができます。
4 × 不適切です。
新生児も入浴は1日に1度を目安とされています。
5 × 不適切です。
生後2か月までの乳児の衣服は大人より「1枚少なめ」ではなく、「同程度もしくは1枚多め」が望ましいです。
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