保育士の過去問
平成26年(2014年)
子どもの食と栄養 問127
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問題
保育士試験 平成26年(2014年) 子どもの食と栄養 問127 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)に示されている離乳食の進め方の目安に関する記述である。適切な記述を選びなさい。
- 離乳の開始では、つぶしがゆから始める。
- 生後5、6か月頃の〈食事の目安〉調理形態は、「舌でつぶせる固さ」である。
- 生後5、6か月頃の〈食べ方の目安〉のひとつに、「いろいろな味や舌ざわりを楽しめるように食品の種類を増やしていく。」が示されている。
- 生後12か月から18か月頃の〈食事の目安〉調理形態は、「歯で噛める固さ」である。
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この過去問の解説 (3件)
01
4→「歯で噛める固さ」でじゃなく「歯ぐきで噛める固さ」となっています。
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02
2.誤り。7-8か月の説明です。5-6か月は、なめらかにすりつぶした状態です。
3.誤り。7-8か月の説明です。この頃は1日2回食となります。
4.誤り。1日3回食となり、自分で食べる楽しみを手づかみ食べをしながら始めます。歯茎で噛める硬さが正解です。
よって、選択肢1が正解となります。
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03
「授乳・離乳の支援ガイド」は2019年に改訂されています。
2019年版をもとに解説します。
1 〇 適切です。
離乳の開始は、おかゆ(米)から始めます。
新しい食品を始める時には離乳食用のスプーンで1さじずつ与え、子どもの様子をみながら量を増やしていきます。
2 × 不適切です。
生後5、6か月頃ではなく「生後7~8か月頃から」の〈食事の目安〉調理形態は、「舌でつぶせる固さ」です。
生後5,6か月は「なめらかにすりつぶした状態」です。
3 × 不適切です。
生後5、6か月頃ではなく「生後7~8か月頃から」の〈食べ方の目安〉のひとつに、「いろいろな味や舌ざわりを楽しめるように食品の種類を増やしていく。」が示されています。
生後5,6か月の食べ方の目安は「母乳やミルクは飲みたいだけ与える」と記載されています。
4 × 不適切です。
生後12か月から18か月頃の〈食事の目安〉調理形態は、「歯で噛める固さ」ではなく「歯ぐきで噛める固さ」です。
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