保育士の過去問
平成26年(2014年)
子どもの食と栄養 問135

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問題

保育士試験 平成26年(2014年) 子どもの食と栄養 問135 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「食育基本法」に関する記述である。適切な記述を選びなさい。
  • 「食育を、生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育と同等であると位置付ける」と示されている。
  • 基本理念の一つに、「食品の安全性の確保等における食育の役割」が掲げられている。
  • 食育推進会議は、厚生労働省に置かれ、「食育推進基本計画を作成し、及びその実施を推進すること」をつかさどるとされている。
  • 都道府県は、食育推進基本計画を基本として、当該都道府県の区域内における食育の推進に関する施策についての計画を作成するよう努めなければならないとされている。

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この過去問の解説 (3件)

01

1→そのような記述はありません。

3→食育推進会議は、農林水産省におかれています。

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02

1.誤り。設問の「食育を生きる上での基本であって知育・徳育及び体育と同等であると位置づける」とは書かれていません。→「知育・徳育及び体育の基礎となるべきものと位置づける」と書かれています。

2.正しい。7つの基本理念があります。(1)心身の健康増進と豊かな人間形成、(2)食に関する感謝の念と理解、(3)食育推進運動の展開、(4)子どもの食育における保護者・教育関係者等の役割、(5)食に関する体験活動と食育推進活動の実践、(6)伝統的文化等への配慮、農山漁村の活性化と食料自給率の貢献、(7)食品の安全性の確保等における食育の役割。

3.誤り。食育推進会議は農林水産省におかれます(第26条)。

4.正しい。第17条では、「都道府県は都道府県食育推進計画を作成するように努めなければならない」とされています。義務と努力義務の違いも整理しておきましょう。

よって、選択肢2.4が正解となります。

参考になった数31

03

適切な記述は2と4です。

1→誤りです。
「体育と同等である」ではなく、「体育の基礎となるべきもの」が正解です。

2→正解です。
食育基本法においては7つの基本理念が存在します。
①国民の心身の健康の増進と豊かな人間形成
②食に関する感謝の念と理解
③食育推進運動の展開
④子どもの食育における保護者、教育関係者等の役割
⑤色に関する体験活動と食育推進活動の実践
⑥伝統的な食文化、環境と調和した生産等への配慮及び農山漁村の活性化と食料自給率の向上への貢献
⑦食品の安全性の確保等における食育の役割

3→誤りです。
食育推進会議は厚生労働省ではなく、農林水産省に置かれています。

4→正解です。
食育基本法 第17条に設問文の記載があります。

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