保育士の過去問
平成27年(2015年)
児童家庭福祉 問42

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問題

保育士試験 平成27年(2015年) 児童家庭福祉 問42 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「児童養護施設入所児童等調査結果(平成25 年2月1日現在)」(厚生労働省)についての記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
  • 里親、ファミリーホーム委託児童及び乳児院、児童養護施設入所児童の総数は、約40,000人であった。
  • 児童養護施設入所児童のうち、約3割が「障害等あり」であった。
  • 被虐待経験の有無について「虐待経験あり」は、里親委託児で約3割、児童養護施設児で約6割であった。
  • 委託(入所)経路としては、里親、児童養護施設、情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設、乳児院、ファミリーホーム、自立援助ホームのすべてにおいて「家庭から」の割合が最も多い。
  • 里親の年齢は、里父、里母共に50 歳未満が半数以上を占める。

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この過去問の解説 (3件)

01

5番の里親の年齢が間違いです。
里親制度の現状として、若い子育て世代の受け入れに比べ、50歳以上が多くなっています。

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02

正解は5です。1から順に説明します。

1 適切です。
 社会的養護を必要とする児童の全体の総数は48,000人です。その中で、全体の半分以上を占めているのは児童養護施設入所児童ですので、4つの施設の総数は適切だと推測出来ます。
 平成30年度の調査では、全体の総数は45,000人となっています。

2 適切です。
 児童養護施設入所児童の障害の割合は、乳児院以外の他施設も含め、年々、増加傾向にあります。

3 適切です。
 2と同様に、年々、増加傾向にあります。

4 適切です。
 どの施設も「家庭から」の割合は多く、平成30年度の調査でも同様の結果となっています。

5 不適切です。
 里親の年齢は50歳代で約3割、60歳以上も約3割となります。平成30年度の調査結果もほぼ同様となっています。

 よって、正解は5となります。

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03

1.正しい
2.正しい
3.正しい
4.正しい
5.
里親の年齢は50 歳代が最も多く、60 歳以上がこれに次いでいます。よって5は×となります。

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