保育士の過去問
平成27年(2015年)
児童家庭福祉 問43
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問題
保育士試験 平成27年(2015年) 児童家庭福祉 問43 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、児童家庭福祉の担い手についての記述である。誤ったものの組み合わせを一つ選びなさい。
A 母子・父子自立支援員は、母子生活支援施設に配置され、母子・父子の自立にむけた生活支援を行う。
B 児童自立支援専門員は、児童自立支援施設に配置され、個別の児童自立支援計画に基づき、児童の生活指導、職業訓練、学科指導、家庭環境調整を担う。
C 児童生活支援員は、虐待を受けた児童等の施設入所の増加に対応するため、個別の対応が必要な児童への対応、保護者等の援助等を行う。乳児院、児童養護施設、情緒障害児短期治療施設に配置される。
D 家庭支援専門相談員は、ファミリーソーシャルワーカーともよばれ、乳児院、児童養護施設、情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設に配置される。
E 家庭相談員は、都道府県または市町村が設置する福祉事務所の家庭児童相談室に配置される。
A 母子・父子自立支援員は、母子生活支援施設に配置され、母子・父子の自立にむけた生活支援を行う。
B 児童自立支援専門員は、児童自立支援施設に配置され、個別の児童自立支援計画に基づき、児童の生活指導、職業訓練、学科指導、家庭環境調整を担う。
C 児童生活支援員は、虐待を受けた児童等の施設入所の増加に対応するため、個別の対応が必要な児童への対応、保護者等の援助等を行う。乳児院、児童養護施設、情緒障害児短期治療施設に配置される。
D 家庭支援専門相談員は、ファミリーソーシャルワーカーともよばれ、乳児院、児童養護施設、情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設に配置される。
E 家庭相談員は、都道府県または市町村が設置する福祉事務所の家庭児童相談室に配置される。
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この過去問の解説 (2件)
01
A.母子・父子自立支援員は、市区町村の福祉事務所に配置されており、おもにひとり親家庭や寡婦の生計のこと、就職や事業のこと、子どもの養育や教育のこと、その他生活上のあらゆる問題の相談に応じています。よってAは×となります。
B.正しい
C.児童生活支援員は、児童自立支援施設で生活する児童の生活の支援をつかさどります。 他の施設には配置されていません。よってCは×となります。
D.正しい
E.正しい
よって誤ったものの組み合わせより「A C」が正解となります。
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02
正解はA Cです。Aから順に説明します。
A 不適切です。
母子・父子自立支援員は、福祉事務所に配置されます。寡婦福祉法に基づき、自立に向けての相談や、情報提供などの業務を行います。
B 適切です。
加えて、児童自立支援専門員は、児童自立支援施設にのみ配置される職員です。
C 不適切です。
記述文は、個別対応職員を指しています。配置される施設は、乳児院、児童養護施設、情緒障害児短期治療施設(現・児童心理治療施設(2016・平成28年改称))の他に、児童自立支援施設、母子生活支援施設の5施設となります。
児童生活支援員は、児童自立支援施設にのみ配置される職員です。
D 適切です。
家族の再統合や、里親委託の促進など、家庭関係の調整をする役割を担います。2012(平成24)年から、基準内職員となりました。
E 適切です。
町村は任意設置となります。不登校やいじめなど、児童に関する相談援助、指導などを行います。
よって、誤ったものの組み合わせはAとCとなります。
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