保育士の過去問
平成27年(2015年)
社会福祉 問68
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問題
保育士試験 平成27年(2015年) 社会福祉 問68 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、国際生活機能分類(ICF)の構成要素として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 参加
B 環境因子
C 社会的不利
D 個人因子
E 機能低下
A 参加
B 環境因子
C 社会的不利
D 個人因子
E 機能低下
- (A)○ (B)○ (C)○ (D)× (E)○
- (A)○ (B)○ (C)× (D)○ (E)×
- (A)○ (B)× (C)○ (D)× (E)×
- (A)× (B)○ (C)○ (D)○ (E)○
- (A)× (B)× (C)× (D)○ (E)○
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この過去問の解説 (3件)
01
このため、Cの社会的不利と、Eの機能低下は構成要素として挙げられていないため2が正解です。
心身機能、身体構造、活動と参加、環境因子には合計1,424の分類項目が示されているのですが、一方、健康状態、個人因子には提示された項目はありません。ICFを用いて幼児児童生徒理解と支援等などに使用され、個別教育支援計画を策定する際などに活用されています。
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02
ICFは心身機能・身体構造、活動・参加、環境因子、個人因子の4つの要素で構成されています。
これまでのICIDHでは病気や障害に着目し、マイナスポイントとして改善するためのアプローチという考え方でしたが、ICFでは弱点に目を向けず生活全般へと目を向ける考え方へと変わりました。
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03
A・B・D 適切です。
国際生活機能分類(ICF)とは、2001年にWHOで採択された、人間の生活機能分類を構造化したものです。
人間の健康状態(障害の有無・疾患・妊娠等)は、生活に影響を及ぼします。日常生活を始め、社会活動への参加との相関関係を視覚化し、その人それぞれの生き方をより良く実現するために用いられます。
Aの参加、Bの環境因子、Dの個人因子は、ICFにおける構成要素として適切です。
C・E 不適切です。
Cの社会的不利、Eの機能低下は、障害を考える際に捉えていた以前の考え方です。
ICFでは、障害のある者であっても働きかけによって社会活動の幅は広がるなど、プラス面から分類していく事を特徴としています。
よって、正解は2となります。
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