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保育士の過去問 平成27年(2015年) 保育の心理学 問90

問題

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次の文は、乳幼児期の発達の特性についての記述である。「保育所保育指針」第2章「子どもの発達」の1「乳幼児期の発達の特性」に照らして考えた場合、不適切な記述を一つ選びなさい。
   1 .
乳幼児期は、生涯にわたる生きる力の基礎が培われる時期である。
   2 .
乳幼児期に多様な経験の積み重ねにより養われた力が、その後の生活や学びの基礎になる。
   3 .
乳幼児期は、遊びを通して、仲間との関係を育み、その中で個の成長も促される。
   4 .
乳幼児期の発達は、生理的・身体的な条件により決定され、環境の個人差が影響することはない。
   5 .
乳幼児期は、特に身体感覚を伴う多様な経験が積み重なることにより、感性、好奇心、探究心、思考力が養われる。
※ 「保育所保育指針」の目次や記載内容等が、指針の改定(平成30年4月1日施行)により変更されました。 この設問は平成27年に出題された設問となります。 参考1   参考2
( 保育士試験 平成27年(2015年) 保育の心理学 問90 )
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この過去問の解説 (4件)

6
1は、保育所保育指針解説の「(6)生きる力の基礎を培う」にて「(6)乳幼児期は、生涯にわたる生きる力の基礎が培われる時期であり、特に身体感覚を伴う多様な経験が積み重なることにより、豊かな感性とともに好奇心、探究心や思考力が養われる。また、それらがその後の生活
や学びの基礎になる。 」とあるので適切です。

2も、1の内容に合致するため正解です。

3は、(5)遊びを通して学ぶにおいて、「やがて子どもは、仲間との関係の中で徐々に自分を発揮できるようになります。これは仲間の中で個が成長する過程と言えます。」とあるので適切です。

4は、(4)発達の個人差において、「乳幼児期は、生理的、身体的な諸条件や生育環境の違いにより、一人一人の心身の発達の個人差が大きい。 」とあり、環境の個人差も大きいため不適切です。

5は、(6)生きる力の基礎を培うにおいて、「また、十分に身体を動かし、諸感覚を働かせた多様な活動を生活や遊びの中で経験することが大切です。それらの体験が積み重なっていく中で、感性や好奇心、探究心や思考力などが培われていきます。」とあるため適切です。

このことから、4が不適切です。

付箋メモを残すことが出来ます。
1
解答は4です。

 保育所保育指針は平成30年に改訂されています。
 この問題が出題された平成27年時点の指針に基づき解説します。

1、2、5 適切
 1の(6)の内容です。

3、適切
 1の(5)の内容です。

4、不適切
 1の(2)の内容です。
 子どもは、子どもを取り巻く環境に主体的に関わることにより、心身の発達が促される、と書かれています。
 (4)にも書かれているように、生理的・身体的な諸条件や生育環境の違いにより、一人一人の心身の発達の個人差も大きいと言えます。

0
正解は4です。

・平成20年度版保育所保育指針の」第2章「子どもの発達」の1「乳幼児期の発達の特性」に「乳幼児期は、生理的、身体的な諸条件や生育環境の違いにより、一人一人の心身の発達の個人差が大きい。 」と記載されているように、乳幼児期の発達には、生理的・身体的な条件の他、育った環境も影響すると言われています。

その他の記述は適切です。

0
不適切なのは、「 4 .乳幼児期の発達は、生理的・身体的な条件により決定され、環境の個人差が影響することはない。」です。

乳幼児期は、環境に主体的にかかわることにより発達が促進されます。

保育所保育指針は平成30年に改訂されていますので、ご注意ください。

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