保育士の過去問
平成27年(2015年)
子どもの保健 問105
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問題
保育士試験 平成27年(2015年) 子どもの保健 問105 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、乳幼児の発育(成長)・発達やその評価に関する記述である。不適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A 1~2歳の子どもで、体重計測時に動いて測れない場合には、大人が抱いて測りその後大人の体重を差し引いてもよい。
B 身体測定で得られた数値の評価の基準となるのは、「乳幼児身体発育値」である。
C 発達は、直線的かつ連続的に進む現象である。
D 発達の評価では、通常、その項目について75%の子どもが可能になる時期までにできるようになれば「正常発達」と考える。
E 通常「はいはい」の後に「つかまりだち」が見られるようになり、逆の場合には運動発達に問題が見られるようになることが多い。
A 1~2歳の子どもで、体重計測時に動いて測れない場合には、大人が抱いて測りその後大人の体重を差し引いてもよい。
B 身体測定で得られた数値の評価の基準となるのは、「乳幼児身体発育値」である。
C 発達は、直線的かつ連続的に進む現象である。
D 発達の評価では、通常、その項目について75%の子どもが可能になる時期までにできるようになれば「正常発達」と考える。
E 通常「はいはい」の後に「つかまりだち」が見られるようになり、逆の場合には運動発達に問題が見られるようになることが多い。
- A B C
- A D E
- B C D
- B D E
- C D E
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この過去問の解説 (4件)
01
A ◯ 問題文の通りで正解です。
1~2歳の子どもの体重計測時に動いて測れない場合、
大人が抱いて測りその後大人の体重を差し引いても、
子どもの体重を測定する事が出来ます。
B ◯ 問題文の通りで正解です。
身体測定で得られた数値の評価基準になるのは、
「乳幼児身体発育値」です。
C × 発達は、連続的ですが必ずしも直線的ではありません。
D × 発達の評価では、その項目について、
90%以上の子どもが行動可能になる時期までに出来るようになれば「正常発達」と考えます。
E × 発達は個人差があるので、「はいはい」と「つかまり立ち」の順番が逆でも、運動発達に問題があるとは限りません。
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02
A 適切です。
B 適切です。
C 発達は連続的なものですが、直線的とは限りません。
D 発達の評価では、通常、その項目について90%の子どもが可能になる時期までにできるようになれば「正常発達」と考えられます。
E 通常「はいはい」の後に「つかまりだち」が見られると考えられていますが、発達には個人差があるため、その順序が逆になったからといって運動発達に問題があるとは言えません。
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03
A 〇 1~2歳の子どもで、体重計測時に動いて測れない場合には、大人が抱いて測りその後大人の体重を差し引いても問題ありません。
B 〇 身体測定で得られた数値の評価の基準となるのは、「乳幼児身体発育値」です。
C ×発達は、直線的とは限りません。連続的ではあります。
D× 発達の評価では、通常、その項目について90%の子どもが可能になる時期までにできるようになれば「正常発達」と考えます。
E × 通常「はいはい」の後に「つかまりだち」が見られるようになりますが、逆の場合でも運動発達に問題はないとされています。
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04
A・B ○
設問通りです。1、2歳の子どもはじっとしていられないのでこのような方法を用います。「乳幼児身体発育値」はパーセンタイル値ともいいます。
C ×
発達とは、運動機能や臓器の働きなど、数値では計りにくいものを指します。直線的ではなく一定の順序を保ち、連続して発達していきます。個人差も大いにあります。
D ×
75%~90%の子どもが可能になる時期までに出来る様になれば通常の発達といえます。
E ×
はいはいの前につかまり立ちをする子もいます。異常ではなく、個人差の範囲内です。
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