保育士の過去問
平成27年(2015年)
子どもの食と栄養 問126

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問題

保育士試験 平成27年(2015年) 子どもの食と栄養 問126 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19 年:厚生労働省)に示されている離乳に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を× とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  離乳の開始とは、果汁や野菜スープを初めて与えた時をいう。
B  離乳の開始時期は、生後3、4か月頃が適当である。
C  生後7、8か月頃からは、歯ぐきでつぶせる固さのものを与える。
D  生後9か月頃から、離乳食は1日2回にし、歯ぐきで噛める固さのものを与える。
E  離乳の完了とは、母乳または育児用ミルクを飲んでいない状態を意味するものである。
※ 「授乳・離乳の支援ガイド」は2019年3月29日に改訂されました。
この設問は2015年に出題された設問になります。
参考情報
  • (A)○   (B)○   (C)×   (D)○   (E)×
  • (A)○   (B)×   (C)○   (D)○   (E)○
  • (A)×   (B)×   (C)○   (D)○   (E)×
  • (A)×   (B)×   (C)○   (D)×   (E)×
  • (A)×   (B)×   (C)×   (D)×   (E)×

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この過去問の解説 (4件)

01

A × 離乳の開始とは、なめらかにすりつぶした状態の食物を初めて与えた時の事を言い、果汁や野菜スープを初めて与える事をいう訳ではありません。

B × 離乳の開始時期は生後5、6か月頃です。

C × 生後7、8か月頃からは、舌でつぶせる固さのものを与えます。

D × 離乳食後期にあたる生後9か月頃からは、歯ぐきでつぶせる固さのものを1日3回食で与えます。

E × 離乳の完了とは、形のある食べ物を噛みつぶすことができるようになり、エネルギーや栄養素の大部分を食物からとれるようになった時期をいい、まだ母乳やミルクを飲んでいても構いません。

参考になった数24

02

正解は(A)×   (B)×   (C)×   (D)×   (E)×です。



A 離乳の開始とは、なめらかにすりつぶした状態のお粥や野菜を初めて与えた時のことを言います。



B 離乳の開始時期は生後5ヶ月~6ヶ月頃が目安です。



C 生後7~8ヶ月の離乳食は舌でつぶせる固さのものが良いです。



D 生後9ヶ月からは離乳食後期に入ります。歯茎でつぶせる固さのものを与え、1日3回食にします。



E 離乳の完了とは12~18ヶ月になっていて、形のある食べ物を自分で噛みつぶして食べることができるようになり栄養の大部分を母乳やミルク以外から摂取できるようになることを言います。

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03

「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年)改訂版と合わせてみていきます。

A ×

 離乳の開始は、アレルギー反応の少ないおかゆから始めます。

B ×
 開始時期の目安は、生後5・6ヶ月頃です。赤ちゃんの様子を観察しながら、食べ物に興味を持ち始めた時に開始します。

C ×
 舌でつぶせる固さのものを与えます。回数も1日1回から2回へと移行していきます。

D ×
 回数は1日3回に移行します。歯茎で噛める固さのものとし、量も徐々に増やします。

E ×
 離乳の完了は、栄養のほとんどを母乳やミルク以外の食べ物から摂取出来る様になった状態をいいます。その状態であれば、赤ちゃんの状況に応じて母乳やミルクを与えていても、離乳の完了といえます。

参考になった数1

04

正解は、「(A)× (B)× (C)× (D)× (E)×」です。


A 離乳の開始とは、滑らかにつぶして薄めたおかゆを上げ始めたときの事をいいます。

B 離乳の開始時期は、生後5~6か月頃が適当です。

C 生後7、8か月頃からは、舌でつぶせる固さのものを与えるのが望ましいです。

D 生後9か月頃から、離乳食は1日3回にし、歯ぐきで噛める固さのものを与えます。

E 離乳の完了とは、母乳または育児用ミルクを飲んでいない状態で、固形物を自分で噛んで食べられることを意味します。

参考になった数0