保育士の過去問
平成27年(2015年)
子どもの食と栄養 問125

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問題

保育士試験 平成27年(2015年) 子どもの食と栄養 問125 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、発育と栄養状態の評価に関する記述である。【Ⅰ群】の評価方法と【Ⅱ群】の内容を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】
A  乳幼児身体発育値
B  カウプ指数
C  ローレル指数
D  学校保健統計調査
E  BMI(body mass index)

【Ⅱ群】
ア  体格を表す方法の一つ。日本肥満学会では18 . 5 未満を低体重としている。
イ  学童の栄養状態の評価には、この方法を用いる。
ウ  乳幼児の栄養状態の評価には、この方法を用いる。
エ  厚生労働省が10 年ごとに調査を行い、その結果得られた子どもの体重、身長などの数値をパーセンタイル値で示したものである。
オ  文部科学省が毎年実施する。身長・体重などが平均値で示されている。
  • (A)ア   (B)イ   (C)ウ   (D)エ   (E)オ
  • (A)エ   (B)イ   (C)ア   (D)オ   (E)ウ
  • (A)エ   (B)ウ   (C)イ   (D)オ   (E)ア
  • (A)オ   (B)イ   (C)ウ   (D)エ   (E)ア
  • (A)オ   (B)ウ   (C)イ   (D)ア   (E)エ

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この過去問の解説 (4件)

01

正解 3

Ⅱ群の説明文より

ア 日本肥満学会が18 . 5 未満を低体重と定義しているのは、BMIです。

イ 学童の栄養状態の評価に使用するのは、ローレル指数です。よく学童の発育状態の目安とされ、130程度で標準的な体型とされます。

ウ 乳幼児の栄養状態の評価に使用するのは、カウプ指数です。3ヶ月〜5歳の乳幼児の発育程度を表します。

エ 厚生労働省が10 年ごとに調査を行っているのは、乳幼児身体発育値です。
調査結果のデータから、子どもの体重、身長などをパーセンタイル値で示したものです。

オ 文部科学省が毎年実施しているのは学校保健統計調査です。

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02

正解は3です。

A 乳幼児身体発育値=エ
 乳幼児身体発育値(パーセンタイル曲線)は、母子手帳などに記載されています。乳幼児の身長と体重を、縦線と横線の数字に合わせてグラフの中で合致させます。合致した値をみて、乳幼児の成長具合を認識します。パーセンタイル曲線の数値から外れている場合は発育の偏りとなるので、一つの目安となります。

B カウプ指数=ウ
 計算式は、体重(g)÷(身長(cm)×身長(cm))×10です。乳幼児のやせや肥満などの測定に役立ちます。正常値は15~18です。

C ローレル指数=イ
 計算式は、体重(㎏)÷(身長(m))×(身長(m))×(身長(m))×10です。学童期のやせや肥満などの測定に役立ちます。標準は115~145です。

D 学校保健統計調査=オ
 学校に在籍する満5歳から17歳までの児童の身長・体重の他に、健康状態も調査しています。

E BMI=ア
 計算式は、体重(㎏)÷(身長(m)×身長(m))です。成人の肥満度の測定に役立ちます。

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03

正解は3です。

A エ(乳幼児身体発育値)

B ウ(カウプ指数)

C イ(ローレル指数)

D オ(学校保健統計調査)

E ア(BMI(body mass index))

となっています。

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04

正解は、「3 .(A)エ (B)ウ (C)イ (D)オ (E)ア」です。

ア 体格を表す方法の一つ。日本肥満学会では18 . 5 未満を低体重としている。

BMI(body mass index)

イ 学童の栄養状態の評価には、この方法を用いる。

ローレル指数

ウ 乳幼児の栄養状態の評価には、この方法を用いる。

カウプ指数

エ 厚生労働省が10 年ごとに調査を行い、その結果得られた子どもの体重、身長などの数値をパーセンタイル値で示したものである。

乳幼児身体発育値

オ 文部科学省が毎年実施する。身長・体重などが平均値で示されている。

学校保健統計調査

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