保育士の過去問
平成27年(2015年)
保育実習理論 問155

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問題

保育士試験 平成27年(2015年) 保育実習理論 問155 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、保育の内容の自己評価に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  保育の内容等の自己評価は、保育士等が行う自己評価と、保育所が行う自己評価がある。
B  個々の保育士等が行う自己評価は、自らの保育実践と子どもの育ちを振り返り、次の保育に向けて改善を図り、保育の質を向上させることが目的となる。
C  改善のための評価の視点として、「子どもの育ちをとらえる視点」と「自らの保育をとらえる視点」がある。
D  保育所全体で行う自己評価を基に、保育所は第三者評価を年に一度受審することが「児童福祉法」により義務づけられている。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

A 適切です。保育の内容等の自己評価は、保育士等が行う自己評価と、保育所が行う自己評価があります。

B 適切です。個々の保育士等が行う自己評価は、自らの保育実践と子どもの育ちを振り返り、次の保育に向けて改善を図り、保育の質を向上させることが目的となっています。

C 適切です。改善のための評価の視点として、「子どもの育ちをとらえる視点」と「自らの保育をとらえる視点」があります。

D 第三者評価は、保育所を含めた児童福祉施設で行われている福祉サービスを第三者機関が、専門的で客観的な立場から評価するものですが、児童福祉法で義務付けられているというわけではありません。

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02

正解は 2 です。

「保育所における自己評価ガイドライン」が、
平成21年3月に示されました。
その中で、「保育所における自己評価の基本的考え方」を参照すると設問の正誤が解ります。


各選択肢については、以下の通りです。
(A)(B)(C) …【○】
 設問の記述にある通りです。

(D)上記ガイドラインを参照すると、
「保育所が、自己評価の取組を基盤に、
第三者評価など外部評価を受けることは、
評価に客観性を増し、
保育所の説明責任をより一層適切に果たすことに
つながります。」とあります。
設問にある「児童福祉法により義務づけられている」は誤り。【×】

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03

正解は2です。

「保育所保育指針」第1章総則 3保育の計画及び評価(4)保育内容等の評価を参考にしてください。

A  ○ 適切です。
保育の内容等の評価は、保育士等が行う自己評価と、保育所が行う自己評価があります。

B  ○ 適切です。
自らの保育実践を振り返り、自己評価することを通してその専門性の向上や保育実践の改善に努めます。

C  ○ 適切です。
改善のための評価の視点として、「子どもの育ちをとらえる視点」と「自らの保育をとらえる視点」があります。

D × 不適切です。
第三者評価は「児童福祉法」に規定はなく、任意とされています。


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