保育士の過去問
平成28年(2016年)前期
保育原理 問3

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問題

保育士試験 平成28年(2016年)前期 保育原理 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
「保育原理」の授業で、幼保連携型認定こども園と保育所について学びました。その後、グループで学んだことについて話し合い、グループの意見として発表することになりました。

【設問】
次の文は、各グループの発表の内容である。適切な内容を○、不適切な内容を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  幼保連携型認定こども園では、養護の視点を配慮する必要がない。
B  保育所は、3歳未満児には養護のみを行い、3歳以上児には養護と教育を一体的に行う施設である。
C  幼保連携型認定こども園は、義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとしての満3歳以上の子どもに対する教育並びに保育を必要とする子どもに対する保育を一体的に行う施設である。
D  保育所の保育は、0歳から就学前までの子どもを対象として養護と教育を一体的に行う。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 5 です。

各選択肢については、以下の通りです。
A.幼保連携型認定こども園は、保育所と同様に0歳から小学校就学前の子どもが在籍しています。
年齢や発達、生活リズムへの配慮に加え、こども園では3歳以上児の在園時間が異なります。
そのため家庭と連携して子どもの健康や安全、発達の確保を十分にする必要があります。よって【×】

B.保育所は、0歳から小学校就学前までの子どもを対象に、養護及び教育を一体的に行うことを特性としています。よって【×】

C.3歳未満児の保育についても当てはまりますが、ここに記述されている3歳以上児の保育の説明としては、【○】

D.記述の通りです。【○】

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02

正解は5です。

A 幼保連携型認定こども園は幼稚園保育所両方の役割を持った施設で0歳~小学校就学前の子どもの保育、教育を行います。そのため教育の視点の他、養護の視点も必要になります。

B 3歳以上児にも教育の他に養護が必要です。

C 適切です。

D 適切です。

参考になった数2

03

正解は5です。

A × 不適切です。
「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」第1章総則 第3 幼保連携型認定こども園として特に配慮すべき事項の4に「 養護の行き届いた環境の下生命の保持や情緒の安定を図るため」という記述があります。

B × 不適切です。
保育所は入所しているすべての子どもに対し、養護及び教育を一体的に行うことを特性としています。

C ○ 適切です。
認定こども園法第2条第7項に記載があります。

D ○ 適切です。

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