保育士の過去問
平成28年(2016年)前期
保育の心理学 問82
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問題
保育士試験 平成28年(2016年)前期 保育の心理学 問82 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文の( )にあてはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
生後数日の赤ちゃんが、他の赤ちゃんの泣き声を聞くことで泣き出すことがしばしばみられる。このように生後間もない赤ちゃんは、自他の区別があいまいなまま、他者の感情に巻き込まれる経験をする。こうした赤ちゃんの行動は( )と呼ばれる。
生後数日の赤ちゃんが、他の赤ちゃんの泣き声を聞くことで泣き出すことがしばしばみられる。このように生後間もない赤ちゃんは、自他の区別があいまいなまま、他者の感情に巻き込まれる経験をする。こうした赤ちゃんの行動は( )と呼ばれる。
- 模倣
- 同型性
- 感情移入
- 共感性
- 情動伝染
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この過去問の解説 (3件)
01
<用語解説>
■模倣
新生児期の赤ちゃんが、母親などの目の前にいる人と同じ表情や動作をすることを『新生児模倣』といいます。
■情動伝染
感情が周囲の人に伝染するという心理学用語です。大勢の赤ちゃんがいる場合、一人が泣き出すと他の赤ちゃんもつられて泣き出してしまうような状態のことをいいます。
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02
1 . 模倣
ヒトやチンパンジーなどの生後まもない新生児が、他者の顔の動き、特に舌出し行動などを模倣する現象のこと。生後2か月程度で消失します。
2 . 同型性
心の状態が一対一で対応することです。
3 . 感情移入
対象に自分の感情を投射し、一体化することです。
4 . 共感性
他者の感情が自分のことのようにわかってしまう資質のことです。
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03
情動伝染とは、他者の情動が伝播し自己のものとして知覚する事象です。
この事象は、脳内のミラーニューロンという神経細胞が、他人のまねをするよう自分の行動に働きかけているものだと考えられています。他人の考えをより深く理解し、他者から技能を習得するために備わっている能力で、これが社会的理解の根幹となると言われています。
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