保育士の過去問
平成28年(2016年)前期
保育の心理学 問92

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問題

保育士試験 平成28年(2016年)前期 保育の心理学 問92 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、学童期における自己の捉えの主な特徴についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  幼児期と同様に、低学年(小学校1・2年生)では、自分の身体的特徴や持ち物について友だちと話すことが中心である。
B  中学年(小学校3・4年生)になるにつれ、自分の身体能力や運動能力、性格面から捉えることが増えていく。
C  中・高学年(小学校3年生以上)では、「他の子よりも絵が上手である」のように、他者との比較によって自己を評価することが多くなる。
D  青年期に比べると、他の人からの評価に敏感であり、自尊感情が低い。
  • (A)○  (B)○  (C)×  (D)×
  • (A)○  (B)×  (C)○  (D)×
  • (A)×  (B)○  (C)○  (D)×
  • (A)×  (B)×  (C)○  (D)○
  • (A)×  (B)×  (C)×  (D)○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解:3

A―×
B―〇
C―〇
D―×

A.
小学校低学年の時期の子どもは、友達と自分の身体的特徴や持ち物について話すことが中心とはいえません。

D.
他人からの評価は、学童期より青年期の方が意識をします。

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02

Aは×です。
自分の身体的特徴や持ち物について友だちと話すことが中心であるのは幼児期に目立つ特徴です。

Bは○です。
記述の通りです。

Cは○です。
記述の通りです。

Dは×です。
自己概念が不安定となり、自尊感情が低下するのは青年期に目立つ特徴です。

よって正解の組み合わせは3となります。

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03

正解は3です。

A :×
これらは年齢が上がるにつれて減少してきます。

B :〇
カテゴリー的な規定から比較による評価へと移っていきます。

C :〇
他者や社会的基準に関連付けて自己評価をはかります。

D:×
年齢が上がるにつれて他者からの評価をより意識します。

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