保育士の過去問 平成28年（2016年）前期 子どもの保健 問116

厚生労働省より「保育所における消毒の種類と使い方」が示されているので、確認しましょう。

A：○　記述のとおりです。
手指の消毒や遊具の消毒などに使用されています。

B：○　記述のとおりです。
ノロウイルスとB型肝炎には次亜塩素酸ナトリウムが有効です。

C：×　逆性石鹸は、多くの細菌、真菌のみ有効です。
結核菌には消毒用アルコールが、ウイルスには消毒用アルコールや次亜塩素酸ナトリウムが有効です。

D：○　記述のとおりです。
衣類や遊具の消毒に使用されています。

E：○　記述のとおりです。

よって正解は　３　です。

正解は３です。

１ 適切です。消毒用アルコールは、多くの細菌や真菌、ウイルスに有効なので手指の消毒、玩具の消毒等に用いられます。

２ 適切です。消毒用アルコールは、ノロウイルスとB型肝炎には無効です。

３ 逆性石鹸は、多くの細菌、真菌のみ有効で、結核菌・ウイルスには無効です。

４ 適切です。次亜塩素酸ナトリウムは、多くの細菌や真菌、ウイルスに有効です。そのため、嘔吐物の処理やその後の消毒に用いられます。

５ 適切です。次亜塩素酸ナトリウムは、結核菌、一部の真菌には無効です。

正解は３です。

１　〇　適切です。
消毒用アルコールは、多くの細菌や真菌、ウイルスに有効です。

２　〇　適切です。
消毒用アルコールは、ノロウイルスとB型肝炎には無効です。

３　×　不適切です。
逆性石鹸（オスバンなど）は大部分のウイルスには無効です。

４　〇　適切です。
次亜塩素酸ナトリウム(ハイターやブリーチなど)は、多くの細菌や真菌、ウイルスに有効です。

５　〇　適切です。
次亜塩素酸ナトリウムは、結核菌、一部の真菌には無効です。