保育士の過去問
平成28年(2016年)前期
子どもの食と栄養 問121

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問題

保育士試験 平成28年(2016年)前期 子どもの食と栄養 問121 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「日本人の食事摂取基準(2015年版)」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  健康な個人並びに集団を対象としている。
B  国民の健康の保持・増進、生活習慣病の予防のために参照するエネルギー及び栄養素の摂取量の基準を示すものである。
C  乳児期の推定エネルギー必要量は、0~5(月)と6~11(月)の2区分で設定されている。
D  乳児期におけるたんぱく質の食事摂取基準では、母乳栄養児と人工栄養児の値が設定されている。
※ 「日本人の食事摂取基準」は、2020年版が最新です。「日本人の食事摂取基準」は5年毎に改定されています。
この設問は、2016年に出題された設問になります。
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この過去問の解説 (3件)

01

A:○ 記述のとおりです。
策定方針において、「対象については、健康な個人並びに集団としm高血圧、脂質異常、高血糖、腎機能低下に関して保健指導レベルにあるものまでを含むものとした」と明記されています。

B:○ 記述のとおりです。
策定の目的に明記されています。全文は以下のとおりです。
「日本人の食事摂取基準は、健康増進法(平成14年法律第103号)第30条の2に基づき厚生労働大臣が定めるものとされ、国民の健康の保持・増進を図る上で摂取することが望ましいエネルギー及び栄養素の量の基準を示すものである。」

C:× 0~5(月)、6~8(月)、9~11(月)の3区分で設定されています。乳児期は1ヶ月ごとに発達が異なり、離乳食が始まったりどんどん動きも増えていったりすることから理解できます。
なお、身体活動レベルⅠ(低い)Ⅱ(ふつう)、Ⅲ(高い)で示されるのは6~7(歳)からです。

D:× 母乳栄養児のみの値です。

よって正解は 2 です。

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02

正解は2です。

A 〇 適切です。
「日本人の食事摂取基準(2015年版)」は、健康な個人並びに集団を対象としています。

B 〇 適切です。
国民の健康の保持・増進、生活習慣病の予防のために参照するエネルギー及び栄養素の摂取量の基準を示すものです。

C × 不適切です。
乳児期の推定エネルギー必要量は、2区分ではなく、3区分で設定されています。

D × 不適切です。
母乳栄養児と人工乳栄養児の値と分けて設定されてはいません。

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03

正解は2です。

A 適切です。

B 適切です。

C 乳児期の推定エネルギー必要量は、0~5(月)、6~8(月)、9~11(月)の3区分に分かれています。

D 乳児期におけるたんぱく質の食事摂取基準では、母乳栄養児のみ設定されています。

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