保育士の過去問
平成28年(2016年)前期
子どもの食と栄養 問122
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問題
保育士試験 平成28年(2016年)前期 子どもの食と栄養 問122 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、ビタミンと食品に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A ビタミンDは、網膜で光を受容する物質の主成分であり、欠乏すると夜盲症を発症する。
B にんじん、ほうれんそうなどの緑黄色野菜は、ビタミンDを豊富に含み、その優れた補給源である。
C ビタミンCは、抗酸化作用を持つとともに、壊血病の予防因子である。
D 「6つの基礎食品」では、ビタミンCを豊富に含む果物は、第4群(類)に分類されている。
A ビタミンDは、網膜で光を受容する物質の主成分であり、欠乏すると夜盲症を発症する。
B にんじん、ほうれんそうなどの緑黄色野菜は、ビタミンDを豊富に含み、その優れた補給源である。
C ビタミンCは、抗酸化作用を持つとともに、壊血病の予防因子である。
D 「6つの基礎食品」では、ビタミンCを豊富に含む果物は、第4群(類)に分類されている。
- (A)○ (B)○ (C)○ (D)×
- (A)○ (B)× (C)× (D)○
- (A)× (B)○ (C)○ (D)○
- (A)× (B)○ (C)× (D)×
- (A)× (B)× (C)○ (D)○
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この過去問の解説 (3件)
01
網膜で光を受容する物質の主成分であり、欠乏すると夜盲症を発症するのはビタミンAです。
B:× にんじん、ほうれんそうなどの緑黄色野菜に含まれるカロテンは、ビタミンAの1つです。
ビタミンDの補給源には、卵黄、魚類などがあげられます。
C:○ 記述のとおりです。
たんぱく質の約30%はコラーゲンで、コラーゲンの生成と維持に必要なのがビタミンCです。これが体の中でなくなると、血管や皮膚の張りがなくなり身体の様々な部位での出血がみられます(壊血病)。
D:○ 記述のとおりです。
第1、2群は体のもとになる、第3、4群は体の調子を整えるもとになる、第5、6群はエネルギーのもとになります。
それぞれの代表的な食品は以下のとおりです。
第1群…魚、肉、卵、大豆
第2群…牛乳や乳製品
第3群…緑黄色野菜
第4群…その他の野菜、果物
第5群…米、パン、めん類、いも
第6群…油脂類
よって正解は 5 です。
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02
A × 不適切です。
ビタミンDではなく、ビタミンAに関する記述です。
B × 不適切です。
ビタミンDではなく、カロテンに関する記述です。
C 〇 適切です。
ビタミンCは、抗酸化作用を持つとともに、壊血病の予防因子です。
D 〇 適切です。
「6つの基礎食品」では、ビタミンCを豊富に含む果物は、第4群(類)に分類されています。
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03
A ビタミンDは腸管からのカルシウムの吸収を促進します。欠乏症としては、くる病、歯の発育不全、骨軟化症、骨粗しょう症などが挙げられます。網膜で光を受容する物質の主成分であり、欠乏すると夜盲症を発症するのは「ビタミンA」です。
B にんじん、ほうれんそうなどの緑黄色野菜は、カロテンを多く含みます。
C 適切です。
D 適切です。
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