保育士の過去問
平成28年(2016年)後期
保育原理 問12

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 平成28年(2016年)後期 保育原理 問12 (訂正依頼・報告はこちら)

次の保育所での【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
園庭には大きな築山があり、そのまわりでは毎日のようにどろんこ遊びが繰り広げられている。遊んだ後に子どもたちは足を洗ったり着替えをするが、子どもたちが持ち帰る衣類の泥汚れについて、一部の保護者が困っていることが担任の保育士に伝わってきた。

【設問】
「保育所保育指針」第6章「保護者への支援」に照らし、保育所の保護者への対応として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  保護者会等の機会にどろんこ遊びについて保育所の方針を説明し、保護者から意見を聞く。
B  一部の保護者の意見なので、そのままどろんこ遊びを続ける。
C  どろんこ遊びでの生き生きとした子どもたちの様子を伝え、保護者の理解を求める。
※ 「保育所保育指針」の目次や記載内容等が、指針の改定(平成30年4月1日施行)により変更されました。 この設問は平成28年に出題された設問となります。 参考1   参考2

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

A:〇
保育の意図を説明し、所と保護者とで相互理解を深める必要があります。

B:×
保育所には説明責任がありますので、無視して続けることは適切とはいえません。

C:〇
Aの解説と同様です。

参考になった数4

02

正解は3です。

保育所保育指針第6章に「保護者に対し、保育所における子どもの様子や日々の保育の意図などを説明し、保護者との相互理解を図るよう努めること。」と定義されています。
これに基づいた対応になっているのが、AとCなのでこの2つは適切な対応です。

Bは一部とは言え、保護者の意見を無視するのはあまり良くありません。よって不適切な対応と言えます。

参考になった数1

03

正解:3

A ― 〇
B ― ×
C ― 〇

『保育所保育指針』第6章「保護者に対する支援」の2(2)には、
『保護者に対し、保育所における子どもの様子や日々の保育の意図などを説明し、保護者との相互理解を図るよう努めること。』
との記述があります。

一部の保護者の意見であっても保護者の意見であることには変わりがないので、保護者への説明・理解は必要である。

参考になった数1