保育士の過去問
平成28年(2016年)後期
保育原理 問11

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問題

保育士試験 平成28年(2016年)後期 保育原理 問11 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、保育課程に関する記述である。「保育所保育指針」第4章「保育の計画及び評価」の(1)「保育課程」に照らして、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  保育課程は、保育所及び幼稚園、認定こども園における保育の計画を指す総称である。
B  保育課程は、子どもの生活の連続性や発達の連続性に留意し、各保育所が創意工夫して保育できるよう、編成されるものである。
C  保育課程は、各保育所の保育の方針や目標に基づき、子どもの発達過程を踏まえ、保育のねらい及び内容が保育所生活の全体を通して、総合的に展開されるよう、編成されるものである。
D  保育課程は、指導計画の下に編成される保育の計画であり、指導計画に基づいて子どもの生活や発達を見通した短期的な計画である。
E  保育課程は、子どもの育ちに関する長期的見通しを持って適切に編成されるものである。
※ 「保育所保育指針」の目次や記載内容等が、指針の改定(平成30年4月1日施行)により変更されました。 この設問は平成28年に出題された設問となります。 参考1   参考2
  • ( A )○  ( B )○  ( C )×  ( D )○  ( E )×
  • ( A )○  ( B )○  ( C )×  ( D )×  ( E )○
  • ( A )×  ( B )○  ( C )○  ( D )×  ( E )○
  • ( A )×  ( B )○  ( C )○  ( D )×  ( E )×
  • ( A )×  ( B )×  ( C )○  ( D )×  ( E )○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解:3

A ×(このような記述はありません)
B 〇
C 〇
D ×(『短期的』ではなく『長期的な』計画です)
E 〇


『保育所保育指針』第4章「保育の計画及び評価」
(1)保育課程は以下の通りです。

ア 保育課程は、各保育所の保育の方針や目標に基づき、第2章(子どもの発達)に示された子どもの発達過程を踏まえ、前章(保育の内容)に示されたねらい及び内容が保育所生活の全体を通して、総合的に展開されるよう、編成されなければならない。
イ 保育課程は、地域の実態、子どもや家庭の状況、保育時間などを考慮し、子どもの育ちに関する長期的見通しを持って適切に編成されなければならない。
ウ 保育課程は、子どもの生活の連続性や発達の連続性に留意し、各保育所が創意工夫して保育できるよう、編成されなければならない。

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02

正解は3です。

A 「保育過程」に関して保育所保育指針にこのような記述はありません。

B 適切です。

C 適切です。

D 保育課程は、指導計画の下に編成される保育の計画であり、指導計画に基づいて子どもの生活や発達を見通した長期的な計画です。

E 適切です。

参考になった数5

03

正解は3です。

A:×
保育課程は、各保育園の方針や目標に基づき、子どもの成長過程を踏まえながら作成する、保育内容の見通しをまとめたもののことです。

B:〇  
保育指針にて定められています。

C:〇
保育指針にて定められています。

D:×
長期的見通しを持って編成されるものです。

E:〇
Dの解説の通りです。

参考になった数3