保育士の過去問
平成28年(2016年)後期
社会的養護 問38

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問題

保育士試験 平成28年(2016年)後期 社会的養護 問38 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、「児童養護施設入所児童等調査結果(平成25年2月1日現在)」(厚生労働省)の各施設(里親)における児童の入所(委託)時の年齢の構成割合が最も高いものとして適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  母子生活支援施設 ―― 約10歳
B  児童自立支援施設 ―― 約13歳
C  里親 ―― 約2歳
D  児童養護施設 ―― 約6歳
  • ( A )○  ( B )○  ( C )○  ( D )×
  • ( A )○  ( B )○  ( C )×  ( D )○
  • ( A )○  ( B )×  ( C )○  ( D )○
  • ( A )×  ( B )○  ( C )○  ( D )×
  • ( A )×  ( B )×  ( C )×  ( D )○

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この過去問の解説 (4件)

01

A:× 0歳が最も多いです。
母子生活支援施設での入所に占める割合は、年齢が小さいほど多く、10歳の割合は、0歳の30%程度になります。

B:○ 記述のとおりです。
児童自立支援施設は、不良行為をなしたりその可能性のある児童の自立のための施設であり、0~5歳の入所はありません。
13歳,14歳の順で割合が高いです。

C:○ 記述のとおりです。
里親は、2歳の割合が最も高いですが、一般的に年齢が高いよりも低い方の割合が高いです。

D:× 2歳が最も多いです。
一般的に満2歳になると、乳児院から児童養護施設に措置変更されるためです。
次いで多いのは3歳ですが、2歳の約半分です。

よって正解は 4 です。

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02

A ×
年齢が低いほど割合は高く、最も多いのは0歳です。

B ○
13歳、14歳が多く、より割合が高いのは13歳です。

C ○
低年齢層の割合が高く、2歳をピークにゆるやかに減少します。

D ×
最も多いのは2歳です。一般的には満2歳になると乳児院から児童養護施設へと措置変更となるためです。

正解は4です。

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03

正解は4です。

A 母子生活支援施設における児童の入所時の年齢は0歳児が一番多く全体の13.5%を占めています。

B 適切です。児童自立支援施設における児童の入所時の年齢は13歳が多く全体の33.8%を占めています。次に多いのが14歳の30.6%で、思春期に入所するケースが多いことがわかります。

C 適切です。里親に預けられる児童の年齢の割合は2歳が多く全体の14.7%を占めています。

D 児童養護施設における児童の入所時の年齢は2歳が多く全体の21.4%を占めています。

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04

正解は4です。

A × 不適切です。
母子生活支援施設における児童の入所時の年齢は0歳児が一番多くなっています。

B ○  適切です。
児童自立支援施設における児童の入所時の年齢は13歳が多く全体の33.8%を占めています。

C  ○ 適切です。
里親に預けられる児童の年齢の割合は2歳が一番多くなっています。

D × 不適切です。
児童養護施設における児童の入所時の年齢は2歳が多く全体の21.4%を占めています。

新しい「児童養護施設入所児童等調査結果(平成30年2月1日現在)」(厚生労働省)も出ていますので確認しておきましょう

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