保育士の過去問
平成28年(2016年)後期
児童家庭福祉 問41
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問題
保育士試験 平成28年(2016年)後期 児童家庭福祉 問41 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、「児童の権利に関する条約」第18条「親の責任」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
第18条
1 締約国は、児童の( A )及び発達について父母が共同の責任を有するという原則についての認識を確保するために最善の努力を払う。(中略)児童の( B )は、これらの者の基本的な関心事項となるものとする。
2 締約国は、この条約に定める権利を保障し及び促進するため、父母及び法定保護者が児童の( A )についての責任を遂行するに当たりこれらの者に対して適当な( C )を与えるものとし、また、児童の( D )のための施設、設備及び役務の提供の発展を確保する。
3 (略)
第18条
1 締約国は、児童の( A )及び発達について父母が共同の責任を有するという原則についての認識を確保するために最善の努力を払う。(中略)児童の( B )は、これらの者の基本的な関心事項となるものとする。
2 締約国は、この条約に定める権利を保障し及び促進するため、父母及び法定保護者が児童の( A )についての責任を遂行するに当たりこれらの者に対して適当な( C )を与えるものとし、また、児童の( D )のための施設、設備及び役務の提供の発展を確保する。
3 (略)
- ( A )養育 ( B )最善の利益 ( C )援助 ( D )養護
- ( A )養育 ( B )最善の利益 ( C )養護 ( D )援助
- ( A )最善の利益 ( B )養育 ( C )援助 ( D )養護
- ( A )最善の利益 ( B )養育 ( C )養護 ( D )援助
- ( A )養護 ( B )最善の利益 ( C )援助 ( D )養育
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この過去問の解説 (4件)
01
これによって、子どもを権利行使の主体として位置づけ、受動的権利だけでなく、意見表明権といった能動的権利保障への認識が深まりました。
養育と養護の違いが難しいですが、大まかに言うと養育とは子どもを育てること、養護とは子どもの安全や健康を守っていくことです。
( A )養育
( B )最善の利益
( C )援助
( D )養護
よって正解は 1 です。
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02
国は養育をする者を「援助」する。
施設は「児童を養護」する。
それらのことを実行するときに、基本的な関心事項となるものは「児童の最善の利益」です。
これらの概念を念頭に置き、回答しましょう。
正解は1です。
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03
以下が正しい文章です。
1 締約国は、児童の( A養育 )及び発達について父母が共同の責任を有するという原則についての認識を確保するために最善の努力を払う。(中略)児童の( B最善の利益 )は、これらの者の基本的な関心事項となるものとする。
2 締約国は、この条約に定める権利を保障し及び促進するため、父母及び法定保護者が児童の( A 養育)についての責任を遂行するに当たりこれらの者に対して適当な( C援助 )を与えるものとし、また、児童の( D養護 )のための施設、設備及び役務の提供の発展を確保する。
3 (略)
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04
「児童の権利に関する条約」は1989年に国連総会で採択され、日本は1994年に批准しました。
すべての児童がその人格の調和のとれた発達のため、幸福で愛情ある過程環境の中で育つべきことが明記されています。
父親と母親の双方に子どもを大切に育てる責任と義務があり、子どもの最善の利益が優先されます。
また、両親がその責任を果たせるように、国は積極的に援助し、養護のための施設や法律を整備しなければなりません。
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