保育士の過去問
平成28年(2016年)後期
社会的養護 問40

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問題

保育士試験 平成28年(2016年)後期 社会的養護 問40 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、入所型の児童福祉施設の運営管理に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  入所児童等に関する情報管理の一環として、児童福祉施設の職員は、退職した職員を除き、利用者である子どもや家族の業務上知り得た秘密を漏らしてはならないという秘密保持義務がある。
B  入所児童の健康管理の一環として、入所児童に対し、入所時の健康診断、少なくとも1年に2回の定期健康診断及び臨時の健康診断を、「学校保健安全法」に規定する健康診断に準じて行わなければならない。
C  児童福祉施設の職員の健康管理の一環として、定期的に健康診断を行うとともに、特に入所児童の食事を調理する者に対して綿密な注意を払わなければならない。
D  職員の人事管理の一環として、必要に応じて精神科医などに相談できる窓口を施設内外に確保するなど、職員のメンタルヘルスに留意する。
  • ( A )○  ( B )○  ( C )○  ( D )×
  • ( A )○  ( B )×  ( C )○  ( D )○
  • ( A )×  ( B )○  ( C )○  ( D )○
  • ( A )×  ( B )○  ( C )×  ( D )×
  • ( A )×  ( B )×  ( C )×  ( D )○

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この過去問の解説 (4件)

01

A:× 現職、退職にかかわらず、秘密保持義務があり、個人情報は大切に扱わなければなりません。

B:○ 記述のとおりです。

C:○ 記述のとおりです。
特に入所児童の食事を調理する者の健康管理は、集団食中毒などを防ぐためにも大切です。

D:○ 記述のとおりです。
どの職業にも共通する内容ではありますが、特に精神的、肉体的にも負担の多い仕事だと言われています。

よって正解は 3 です。

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02

Aだけが×ですので、正解は3となります。

どの施設にもいえることですが、現役はもちろん、退職した職員においても、秘密保持の義務をおっています。

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03

正解は3です。

B、C、Dは適切です。

Aは不適切です。
「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」第14条の2「秘密保持等」に以下の記述があります。

「児童福祉施設は、職員であつた者が、正当な理由がなく、その業務上知り得た利用者又はその家族の秘密を漏らすことがないよう、必要な措置を講じなければならない。」
よって退職した職員にも秘密保持の義務があります。

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04

正解は3です。

A 児童福祉施設の職員は、退職した職員であっても利用者の子ども及び家族の機密情報を漏らしてはいけません。

B 適切です。

C 適切です。

D 適切です。

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