保育士の過去問
平成28年(2016年)後期
社会福祉 問64

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 平成28年(2016年)後期 社会福祉 問64 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、社会福祉における「自己決定」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  福祉サービスを利用している依存的な状態の人であっても、自己決定権は確保されるべきである。
B  自己決定の原則は、利用者自らの選択と決定を行う権利の概念であると同時に、利用者の成長を助けるものでもある。
C  援助関係における自己決定の原則を貫くために、たとえ利用者が決定するために必要な情報が提供されていない場合でも、利用者に自己決定を促さなければならない。
D  個人の自己決定の原則はどのような場合でも優先されなければならない。
  • ( A )○  ( B )○  ( C )○  ( D )×
  • ( A )○  ( B )○  ( C )×  ( D )×
  • ( A )○  ( B )×  ( C )×  ( D )○
  • ( A )×  ( B )○  ( C )○  ( D )○
  • ( A )×  ( B )×  ( C )○  ( D )○

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

A ○
自己決定権は、すべての人に確保されるべきものです。

B ○
自己決定を尊重し、自身の決定を引き出すことで、解決能力も同時に高めていくことが重要とされます。

C ×
自己決定のためには、十分な情報が必要です。

D ×
法的、医学的、緊急的判断など、例外はありえます。

参考になった数27

02

正解は2です。

A ○ 適切です。
社会福祉は利用者の自己決定を尊重し、利用者の視点で構築されることが重要です。

B ○ 適切です。
自己決定を支援する過程で本人の判断力を高め、成長を助けることになります。

C × 不適切です。
自己決定の際には必要な情報が提供されていることが前提です。

D × 不適切です。
個人の自己決定は尊重されるべきですが、どのような場合でも優先されるというものではありません。
医学的、緊急的見地から決定される場合もあります。

参考になった数11

03

正解は2です。

A 適切です。どのような状態の人であっても、自己決定権は確保されるべきであると憲法で定められています。

B 適切です。自己決定の原則は、利用者自らの選択と決定を行う権利の概念であると同時に、利用者の成長を助けるものです。

C 援助関係における自己決定の原則を貫くために、たとえ利用者が決定するために必要な情報を国や自治体などが提供することが重要です。

D 個人の自己決定の原則はどのような場合でも優先されるものではなく、法的、医学的、緊急的判断により決定されることがあります。

参考になった数6