保育士の過去問
平成28年(2016年)後期
社会福祉 問77
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問題
保育士試験 平成28年(2016年)後期 社会福祉 問77 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、相談援助の展開過程の中の「ケースの発見」に関する記述である。最も不適切な記述を一つ選びなさい。
- ケースの発見の契機は、直接の来談、電話での受付、メールによる相談、訪問相談等、様々である。
- 利用者の能力や態度が相談援助の展開過程を左右することもある。
- 接近困難なクライエントが地域にいる場合、援助者は利用者の来訪を待つ姿勢が必要である。
- 地域の関係機関等と日頃から連携を強め、ケースの早期の発見に努めることも必要である。
- 利用者と援助者との好ましい信頼関係を構築することも重要なテーマである。
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この過去問の解説 (3件)
01
ケースの発見は「アウトリーチ」ともいいます。
2
利用者の能力や態度が相談援助の展開過程を左右する場合も否めませんが、相談援助職は、スーパービジョンを受けるなどをし、自らを振り返り、自らの専門職としての技法を高めていきます。
3
社会資源、ネットワークを駆使し、接触を試みます。
4
自治体担当部署や、地域の関係機関などネットワークを構築しておきます。
状況に応じて、迅速な対応が必要とされる場合もあります。
5
相談援助職は、利用者との信頼関係の構築につとめます。
以上のことから、正解は 3 です。
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02
2は○です。適切な記述です。
3は×です。
接近困難なクライエントが地域にいる場合、利用者の来訪を待つばかりでは問題が生じる可能性があります。
援助者が地域や家庭に出向くアウトリーチの活動も重要となってきます。
4は○です。適切な記述です。
5は○です。適切な記述です。
よって正解の不適切な記述は3となります。
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03
・接近困難なクライエントが地域にいる場合、援助者は行政や民生委員など様々な機関と協力し接近の努力を図ることが大切です。
1,2,4,5は適切な記述です。
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