保育士の過去問
平成28年(2016年)後期
子どもの保健 問103

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問題

保育士試験 平成28年(2016年)後期 子どもの保健 問103 (訂正依頼・報告はこちら)

次の症状や所見のうち、小児のネフローゼ症候群における診断規準としてあてはまらないものを一つ選びなさい。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解:3

『小児ネフローゼ症候群』とは、腎臓から大量のたんぱく質が尿に漏れ、血液中のたんぱく質が少なくなってしまう腎臓病のことで、2歳~6歳の幼児期が好発年齢と言われています。

主な診断基準は以下の4つです。
・浮腫(むくみ)
・タンパク尿
・低タンパク血症
・高コレステロール血症

大人の場合は、膠原病や糖尿病腎症などの全身の病気に伴って起きる『二次性ネフローゼ症候群』が多いのですが、小児の場合、腎臓に直接の原因があって発症する『特発性(一次性)ネフローゼ症候群』がほとんどです。

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02

ネフローゼ症候群とは、尿にタンパクがたくさん出てしまうために、血液中のタンパクが減ってしまい、その結果、浮腫が起こる疾患です。 浮腫は、低タンパク血症が起こるために血管の中の水分が減って血管の外に水分と塩分が増えるために起こります。

これを疑う症状として、浮腫の他に、タンパク尿、低タンパク血症、高コレステロール血症があります。

設問の中では血尿の症状はネフローゼ症候群にはあてはまらないので、正解のあてはまらないものは3となります。

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03

正解は3です。

『小児ネフローゼ症候群』とは、腎臓から大量のたんぱく質が尿に漏れ、血液中のたんぱく質が少なくなってしまう腎臓病のひとつです。

その主な症状として
・手足、まぶた等の全身むくみ
・たんぱく尿
・低タンパク血症
・高コレステロール血症
が挙げられます。

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