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保育士の過去問 平成28年(2016年)後期 子どもの保健 問116

問題

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次の文は、子どもに見られる疾患、症状に関する記述である。保育士の対応として最も適切な記述を一つ選びなさい。
   1 .
咳はよく見られる症状である。咳そのものは、体の負担になるためすぐに咳止めを用いるよう、保護者に説明すると良い。
   2 .
下痢は乳児ではよく見られる症状であるので、そのまま様子を見る。
   3 .
嘔吐は細菌感染によるものなので、医師に抗菌薬を処方してもらうのが良いと保護者に伝える。
   4 .
発熱とは平熱よりもおよそ1°C以上高い体温をいうが、平熱が 37°C以上の子どもが38°Cを超えた場合は発熱と考えて対応する。
   5 .
発熱して寒気のためふるえている子どもに対しては、頭だけでなく体幹部も冷やすと良い。
( 保育士試験 平成28年(2016年)後期 子どもの保健 問116 )
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この過去問の解説 (3件)

8
正解は4です。

1 咳は体の中の異物(ウイルスなど)を外に出す反応なので、無理に薬を飲んで咳を止める必要はありません。家庭で様子を見、必要に応じてかかりつけの病院を受診するようすすめるのが良いでしょう。

2 下痢などの便の異常は体調不良やウイルス感染の可能性もあるので保護者に子どもの様子を伝え病院への受診をすすめます。

3 嘔吐は細菌感染によるものかもしれませんが、保育士が勝手に判断し投薬をすすめることはできません。かかりつけの病院を受診するようすすめるのが良いでしょう。

4 適切な対応です。

5 発熱して寒気のためふるえている子どもに対しては、体を冷やすのではなく温める必要があります。

付箋メモを残すことが出来ます。
4
1の記述は×です。不適切な記述です。
咳は、喘息などの場合無理に止めないほうが良い場合もあります。自己判断せずに医師の判断を仰ぐことが大切です。

2の記述は×です。不適切な記述です。
下痢が長引くと脱水症状など重篤な症状になることもあります。早めに医師の診察を受けるべきです。

3の記述は×です。不適切な記述です。
保育士は医師ではないので勝手に診断することはいけません。医師の診察を受けるよう勧めます。

4の記述は○です。適切な記述です。
感染症法では37.5度以上を発熱、38.0度以上を高熱と定めていますが、普段の平熱と比べて高いかどうかを見ることが大切です。

5の記述は×です。不適切な記述です。
発熱し、寒気によって震えて手足が冷たい場合には体幹や手足をあたためます。熱が上がりきって手足があたたまってきたら、脇の下や足の付け根を冷やします。


よって正解の最も適切な記述は4となります。

3
正解:4

<解説>

1.咳は体の中の異物(ウイルスなど)を外に出す反応なので、むやみやたらに咳止めの薬を用いません。


2.下痢は乳児ではよく見られる症状であるが、深刻な病気の可能性があるので、保護者に連絡し病院を受診するよう伝えます。


3.嘔吐の原因が何かを調べ適切に処置をしてもらうため、保護者に病院の受診を勧めます。


5.発熱して寒気を感じて震えている場合は、体を温めなければなりません。

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