保育士の過去問
平成28年(2016年)後期
子どもの保健 問118
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
保育士試験 平成28年(2016年)後期 子どもの保健 問118 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」(厚生労働省)の「保育所におけるアレルギー疾患生活管理指導表」(生活管理指導表)に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
- 保護者は、入園面接時に生活管理指導表を提出しなければならない。
- 生活管理指導表は、保育所で新たに配慮が必要と思われた時は次年度の始めに保護者から提出してもらう。
- 生活管理指導表の記載は、アレルギー専門医が行う。
- 生活管理指導表をもとに、主治医が保育所での生活全般について具体的な指示をする。
- 生活管理指導表は、アレルギー疾患と診断された園児が、保育所の生活において特別な配慮や管理が必要となった場合に限って作成する。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
『生活管理指導表』とは、園や学校でのアレルギー対策の指針となるよう、厚生労働省や文部科学省が作成しました。小・中学校向けが「学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)」、保育園向けが「保育所におけるアレルギー疾患生活管理指導表」です。アレルギー疾患と診断された子どもで、集団生活で特別な配慮が必要な場合のみ、医師に記入してもらい園や学校に提出します。
アレルギーは症状が緩和したり悪化したり、新規の発症もあったりするため、1年ごとに見直して提出しなければなりません。全国共通なので、転園や転校をしてもそのまま使えます。
この書類を基に面談を行い、一人ひとりの症状をふまえたアレルギー対応を検討します。
参考になった数18
この解説の修正を提案する
02
生活管理指導表とは、保育所での生活において特別の配慮や管理が必要な場合に限って作成するものです。
2の記述は×です。不適切な記述です。
生活管理指導表は、症状が緩和したり悪化したり新規の発症もあったりするため、1年ごとに見直して提出しなければなりません
3の記述は×です。不適切な記述です。
アレルギー専門医である必要はなく、子どもの様子をよく把握している主治医などに依頼します。
4の記述は×です。不適切な記述です。
主治医に記入してもらった生活管理指導表に基づいて、保育所と保護者が具体的な生活全般について相談しながら検討していきます。
5の記述は○です。適切な記述です。
よって正解の適切な記述は5となります。
参考になった数5
この解説の修正を提案する
03
『生活管理指導表』とは、園や学校でのアレルギー対策の指針となるよう、厚生労働省や文部科学省が作成した書類のことです。
アレルギー疾患と診断された園児が、保育所の生活において特別な配慮や管理が必要となった場合に限り、医師に記入してもらい作成されます。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
前の問題(問117)へ
平成28年(2016年)後期問題一覧
次の問題(問119)へ